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未経験から動画編集で収益をあげるには?


個人が映像編集でマネタイズするにはいくつか方法がある、その中でも「受注生産」つまり、クライアントから編集の仕事を受注し、提供するオーソドックスな手法を軸に説明してみたいと思う。



・圧倒的なギブ
始めは無償で自分の技術を提供出来る環境を作ることから、今の時代オンラインで様々な人に対してアプローチをかけることが出来る。

1.撮りたい物→お金がもらえる
2.撮りたい物→無償提供
3.撮りたい物ではない→お金がもらえる
4.撮りたい物ではない→無償提供
この場合4の仕事は全く持って受ける必要はない、無償提供する場合は積極的に自分の撮りたい映像の仕事にアプローチかけれるようにする。
(SNS上での企業アカウントへのDMなど、)


・何より編集スキルを磨く
技術があるのはクリエイターとして当たり前、動画素材の編集スキルや、動画そのものを作る技術も必要。
(最近だとクライアントによってAdobe製品のスキル必須の企業も多いため、Final cutやDavinchよりもAdobeのpremire proなどが個人的にオススメかと)

どのような見せ方をすればクライアントの要望に沿った動画を提供することが出来るのか演出や構成の部分から提案出来るとなお良し。


・自分のポートフォリオとなるホームページや、SNSでの発信する経路を作る。
(自分の動画を提供するクライアントとなる人間にアプローチ出来る媒体を選ぶ)
twittter、instagram、facebook、youtube、オウンドメディアなど。
どのツールを使うにしてもコンテンツに一貫性は持たせた方が良い。

・動画の単価を決める(メニュー化)
ある程度の映像単価は理解しておくべきで、クライアントが動画の価値を理解していない場合も多く、金額提示を求められる場合も多い。他社との比較をされる場合もあるので。

・納期は必ず守る
これは絶対。納期を守るのはクリエイターとして最低限の務め、信用社会で成り立つ時代、個人のクリエイターは会社と比較してただでさえ信用が低い。

納期を守ることはクライアント間との信頼関係を築く上でも最も大切と言える。
これは経験から読むことしか出来ないが、ある程度仕事量と自分の裁量を測って納期を提示出来るようになることも大切。

・自分の作品として残せるものを仕事として選ぶ(ギブする場合は確実に)
企業の案件によっては制作、提供した動画を使用する権利が与えられないものも多い(著作権の譲渡がないなど)クリエイターにとって作品が残せないというのは死に値すると言っていい。必ず作品として使用出来るものを選ぶように。

上で挙げたものの他にもいくつかあると思うが、ざっくり挙げるとこんな感じとは思う。

ゼロベースから独学で編集の仕事をする上で収益化は最初に立ちはだかる大きな壁。

「好きなことを仕事にする」はとても共感も覚える素敵な考え方だと思うが、ある程度の事前知識がないとクリエーターはジリ貧になりかねない。

転職、起業理由は様々だとは思が、これから動画を仕事にしようと考えている方にとって参考になればと思う。



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