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ハンターカブが我が家に来てから

ハンターカブが我が家にきてからというもの、
夫はご機嫌だ。ホクホクしている。


こないだ、わたしも後ろに乗せてもらって、
普段だと行きにくい郊外のカフェへレッツゴー。


12年ぶりに乗るバイクの後ろは、ポテっと落ちそうな気がしてちょっとこわい。
いろんなところを掴み、ベストポジションを探す。


なんとなく、
左手はバイクの掴むところ、
右手は夫のお腹に、落ち着いた。くまモンのお腹を触ったらこんな感じなんだろうなぁ。


気温はじわじわと上がっているけれど、
風を切って走っていると、肌寒いくらい。


ナビはついてないから、
なんとなくの方角を目指して、目的地までもうちょっとのところで
「どこだ、どこだ」と迷い出すのもバイクならでは。

ちょっとアナログだけど、

 バイクのエンジン音を聞きながら、
 風を感じて、
 田んぼの野焼きの匂いを嗅いで、
 日差しもダイレクトに浴びる。


こういうのも、悪くない。


ハンターカブが我が家にやってきてから、
わたしの中にいる こどもゴコロがウキウキと心踊るような時間が、毎日にそっと増えた。


もう大人になって久しいけど、こういうのも悪くない。


今日もよい一日を。


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