ちょっと見やすい(かもしれない)周期表
周期表は高校化学で出てきます。算数・数学の”九九”以上に、化学の分野では周期表は欠かせない存在です。
テストでは名前の次に、まずこの表をテスト用紙の裏に書いてから、問題に取りかかる、ってくらい。
その周期表のフォント(字体)を見やすいものに変更して作ってみました。
ついでに語呂合わせも付け足しています。
高校化学の内容ですが、中学理科でも使える場面が多くあります。というか、知らないと暗記せざるを得なくって、そのせいで理科が嫌いになっちゃう子が結構いると思います。
周期表を知っていると、
「ああ、表の中であそこに並んでるってことは、イオンになるとこれこれでこういうことね。」
と、丸暗記をせずに論理的に考えることができるので、
中学生に説明するときも、僕はガンガン周期表を使っています。
周期表がどんなルールに沿って作られているか、なんのために使われるものなのか、という話は、完全に高校化学の内容になっちゃうので今回は省略します。
とりあえず、今の段階(中学生)では、
・「たくさんある元素を軽い順に並べたもの」
・「それぞれの元素のつくりや性質ごとにグループ分けしやすく作られてる。」
・「とくに縦のならびは、性質が似ている場合がおおい。」
という理解でOKです。
実際の周期表は118種の元素を並べたものですが、今回は、その中でも中学校・高校レベルで使われることが多い元素が並んでいる箇所のみで作っています。
(4段目まで。第1周期〜第4周期)
4段目まではこの機会に覚えてしまいましょう。興味があれば、その元素から出来るのはどんな物質なのか、を調べてもいいかもしれません。
「ええ!結局覚えるの!?」
うん、周期表は覚えるしかない。
といっても、中学3年間で覚える英単語は1500語くらいあるから、
それに比べたらアルファベット1文字か2文字なのでかわいいもんです。
「すいへーりーべ、ぼくのふね…」
と、語呂合わせで、呪文か歌みたいに、覚えちゃいましょう。
「意味は覚えてないけどその呪文は覚えてる」という大人も多いはずです。
また、中学理科で扱う基本的なイオンや、イオン化傾向もついでに掲載しています。参考にしてください。
(もしまちがってるところがあったら、こっそり教えてください。)
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