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「自分は正しい」を振りかざす相手を変える方法について考えてみた

お客様のお話に
自分の過去のパートナーシップを当てはめて考えることがあります


自分の正しさに固執し
相手を受け入れず

相手が自分より弱いと思った時に攻撃的になり
自分が否定されたと思った瞬間攻撃的になる


人間関係がうまく作れない
またここでも
自分はわかってもらえないんじゃないか


どうせわかってもらえないなら
自分から興味を持たず
踏み込んでいかないほうがいい


これ以上
自分にがっかりしたくない


大人になって
この人なら
わかってくれる
私を嫌わない怖がらない


って思ったのが僕だった
僕の中に同じものを見ていたのかもしれない


お付き合いだした当初から
僕の行動を否定するような

なんでそんなことを言うの?というような
怒らせるような言動行動があった


僕は色々大変だったんだなと
彼女をねぎらったが
心の中の小さな疑問と漠然とした不安感があった


今だからわかる
当時はわからなかった
まさかその攻撃的な態度の裏に


彼女は誰よりも
愛情を求めていた
自分をわかってほしかった

があったなんて
当事者では絶対にわからない


その人にはそうする理由がある

常識的に考えたら、
その行為は責められてしかるべきだと思います
当事者ならなおさらです。


それはダメだろう、
あなたが悪い!
という固定観念、一般的概念を外すことが
第三者が入ることの価値なのかなと思います


周りから見たら一見「ありえない」ことであっても
正しい正しくないは別として
その行動に はいろんな思いとそうする訳があったのだと思います


そのことが理解できたら
その人への見方が変わる

そのことへの共感ができたら
その人への接し方が変わる

周りの見方接し方が変わったら
その人自身が変わる


※この一節は大久保寛司さんの「考えてみる」から引用しました


彼女は
親に厳しく育てられ

10歳下の弟をしっかり面倒みることで褒められた


甘えられない環境で
親に愛情を受けていないという感情を持ったまま
大人になった


でも大人になってから
愛情の求め方がわからない


自分の中の自己重要感、承認のコップが満たされてないまま
それを僕に求めた


しかし僕自身も承認のコップが満たされていない
彼女を承認して満たしてあげると
自分のコップが枯渇する
 

結果どうなったか


お互い、相手を否定することで 
自分の承認のコップを満たそうとした
奪い合いだから、もう敵ですね

自分がいかに物事の本質を分かっていなかったかが
最近少しだけ分かってきました


ドロドロの当時、何かを変えるために
僕がしておいたらよかったと思うことは


結果別れる別れないは別として
彼女がどうしてそういう発言行動をするのか
彼女なりの理由を尊重して


そのことが理解できたら
そのことへの共感ができたら


何かが変わっていたのかもしれません


僕は本当にまだまだですが
ここまで気付くのに相当の時間がかかりました
失ったものも大きかったからこそ得るものも大きかった


でも昔の僕のように今悩んで苦しんでいる人がいたら


僕のような回り道をせず
最短で目指すところへ行けるように導いてあげることが


僕のしてきた経験の意味なのではないかと思います。

linktr.ee/cami_approach

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