目標があると安心する

目標を立てると安心する。

この感覚わかる人、
案外いるんじゃないかなと思う。

大学受験、資格試験、就職活動…
目指すものが決まればあとはそこを進むだけ！

私はいま、これに向かって頑張っている！
私はこの目標のために、毎日これをする！
やることがある。
やるべきことがある。

そう、やることがあると安心するのだ。


けれど、
一旦立てた目標は、自分の目指したいものであるから揺らぐはずがないのに、どこかで何かが満足してない。楽しくない。

私は、
目標はこれ！と自分に言い聞かせて安心したかったんだと。そう気づいたときがある。

それは、ひとつめの大学に入ったとき。

私は“管理栄養士”になると決めて、これで4年間大丈夫、と安心しきっていた。けれど、分かりやすい「資格」という目標は、なぜだか毎日を面白くさせなかった。

それは、目標を立てたはいいけれど管理栄養士になって何がしたいのか？そのあとのことを何も考えていなかったから。
だからもちろん、勉強も続かないし、なにより心が楽しめていないって分かってた。

恐ろしい。笑
だから、中退。笑

そこからいつも、自分に聞く。
その目標の先に、どんなことができるようになって、どんな自分になれるのか。安心させるための目標になっていないか、と。

例えば、
留学に行けなくなったって、就職できなくなったって、それらは人生の最終目標では全くないわけで、なくても人生おわりなはずがない。
むしろ、それが無くなって人生おわりと思ってる程度なら、向かっている方向が違うと気づかなきゃ!!
がんばる過程を楽しめていないなら、それは違う方向に進んでいるんだよ!!と。

だから、もっと適当に、
こんな感じ〜というイメージだけ持っていればいいんじゃないかと思う。

目標を立てないとだめってたまに思うけれど、
間違った目標を立てるより、だいたいのイメージに向かう中での問題だらけの道の方が、あとで笑えるし、あとで面白い人間になる気がする。

だいたいのイメージを達成するために、
こんなことをしていたらなれるかな？というのを、
毎日少しずつやってみる。

それだけで私は充分だと思う！