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下ネタの語源調べてたらいつの間にか落語のこと書いてた

やあ。たじまです。この記事を下ネタadvent calendarに捧げます。

前回担当日のうんこバッチを載せてから早数日。息を吸って吐くように下ネタを言う私も、コンテンツ的な役割になると固まります。(ネタが無い)

今回は下ネタの意味について掘り下げていきます。

下ネタをネットの辞書で普通に引いても、中々答えが出てこなかったのでwikiに頼りました。

下ネタ(しもネタ)は、笑いを誘う排泄・性的な話題のこと。寄席における符牒のひとつであったが、テレビ業界で用いられるようになってから一般化した。(中略)下は人間の下半身と「下品」のダブル・ミーニング[要出典]、ネタは「(話の)タネ」を意味する。
wikipedia-下ネタ

ダブルミーニングなんて商品やサービス等のネーミング開発でしか聞いたことがなく、驚いて腰が抜けませんでした。(ふーんって感じ)
「寄席の符牒」とは、寄席で使わていた仲間内の言葉です。一般化する前は隠語のようなものだったのですね。

せっかくなので出どころに近そうな寄席の、落語で調査

やはり下ネタとは今と同じく「排泄・性的な話題」をさしていたようです。ただし昔はバレネタorバレ噺と下ネタは下記のように区別されていました。

「バレネタ・バレ噺」粋や通を体現したり、男女の性的なことを扱った噺
「下ネタ」排泄物をめぐる笑話

どう区別されていたかというと、下ネタは下品で安易な笑いの取り方とされ、バレネタは粋なので必ずしも低くは扱われなかったようです。

また、戦時中、禁演落語という形で53の話が自粛対象(落語家達が自ら自粛したという説もある)となった時期(昭和16年10月30日〜昭和21年9月30日)があります。

これらの演目は、男女の噺、子供や家族、残酷な描写、荒唐無稽であったことが理由でということで、下ネタは昔封印されていたのですね。

禁演落語
戦時中に時局柄にふさわしくないとして、噺家達が演じることを禁じた落語のことをいう。自粛、事実上、上演を禁じられた落語のことである。

ちなみに禁欲落語の演目の概要が素晴らしくまとめられたサイトのリンクを貼らせていただきます。いくつか仕事しながら聞いてみようかと。
禁演落語とはなし塚

下ネタって結局、低い扱いから始まったんだね

バレネタと比べて下ネタは下品と呼ばれていたわけですが、私はバレネタと下ネタだったら下ネタが好きです。

普段は何も知らずうんこ、うんちぐらいのライトな下ネタしか言わなかったのですが、これからはバレネタを理解した上で、排泄物をめぐる笑話を下品で安易な笑いの取り方【通称下ネタ】として活用していきます。

読んでくれてありがとうんち。コーウンになれる魔法をかけておきますね。





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