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運動不足? 「運動する」とは何か

良く、お医者さんが「なるべく運動する様にしてください」だの、

「なるべく歩く様にしましょう」だのと言う。

それを言っている相手が40代50代の人だったりする。

何を言っているのだろうか。

言っている本人が意味を解って言っているとは思えない。

そもそもお医者さんたちの「運動」に対する認識が酷すぎるのだ。

特に何も考えずにただ「運動したほうが良いです」と言っているだけなのだ。

歩いたって運動になる訳が無いのだ。

いや、それでもやらないよりはマシ、なのは確かだろう。。

では一体どれくらいマシなのだろうか、というと、殆どこれと言った差など有りはしない。

「なるべく歩きましょう」ってそれ、90歳くらいの人に言う事だ。

医療業界は商売熱心過ぎるのだ。

みんなが病気になってくれたほうが儲かるのだ。

だから「予防医学」には全く関心が無いのだ。

国家予算の半分近くを福祉関係に使っているのだ。

ただ意味も解らずテキトウに「運動しましょう」と言っているだけなのだ。


運動するメリットというのは、一体なんだろうか。

筋力を鍛えるとか、持久力を鍛えるとか、心肺機能を向上させるとか、

循環器系機能を高めるとか、そういう「効果」というものは、

ある程度強い運動をしなくては得る事は出来ない。

「軽い運動」なら、関節を動かして確認をするとか、

少し呼吸が多くなるとか、そんなものだ。「効果」と呼べるほどのものは得られない。

20分くらいゆっくり歩くのであれば、1分くらいラジオ体操のまねごとをしても同じくらいなのだ。

要するに、関節を動かすクセをなるべくつける、という程度の事なのだ。


ではある程度強めの運動をするにはどうしたら良いか、というと、

これをやるには「運動する為の体力」が必要になる。

だから、運動不足ですっかり体力が落ちてから運動を始めても、

なかなか出来るものではないのだ。

50歳を過ぎた頃から運動不足を痛感してジムに入会したとしても、

なかなか効果を出すほど出来る訳ではないのだ。

要するに、若い時からずっと続けていないと殆ど効果を得る事は出来ない、ということだ。

では、若い人たちは運動をしているだろうか。

している人は大いにやっている。

しかし、やっていない人は全然やっていない。

特に20代の人達は運動していない様に見受けられる。

運動をしている、という20代でも、やっているのは結局

身体の見た目ばかり気にする筋トレをやっているだけの人が殆どだ。

運動をするメリットの多くは有酸素系の運動をする事に有る。

息が上がるくらいの強めの有酸素運動というものはしんどいものだ。

自分1人ではなかなか出来るものではなく、半ば強制的にやらされないと出来るものではない。

半ば強制的にやらされる、といえば学生時代の部活が非常に有効だ。

週に6日、毎日3~4時間キツめの運動をするのだから、本当に効果的だ。

「強制的にやらされるのは良くない」とか「個性を大事にする」とか、

実際には深く考えてもいない口先だけの事を言ったりする人が居るが、

現実とは乖離している。

ある程度強制的にやらされなければなかなか出来るものではないのだ。

それを続けていくうちに、それを快感に感じる様になれば自分1人でも続けていける様になるのだ。


学生時代からずっと強めの運動を続けている人はたくさん居るが、

そうではない人達は40歳、50歳になる頃から「運動不足」を痛感する様になる。

けれど、「運動する為の体力」が無い状態から運動を始めるのはとても困難な事だ。

50歳を過ぎてから慌ててスポーツクラブに入会したところで、

なかなか効果的な運動など出来るものではないのだ。  


そういう訳で、人間は食事をしないと死んでしまうのと同様に、

運動をしていないと健康で強い身体を維持する事が出来ない。

その為には最初のうちだけでも、ある程度強制的にやらなければならないのだ。

子供を持っている親御さんたちは、子供に運動をさせるべきだ。

運動が苦手な子であっても、せめて体育の授業はちゃんと出席しなさい、

と指導するべきだし、レクリエーションとして身体を動かす事も大いにやらせるべきだ。

ただこれも、強めの運動をしないのであればなかなか効果は出ないものだ。

ただし、強めではなくても、やらないよりは遥かにマシなのだ。

子供の教育には現実問題として、どうしても「強制」が必要になるものなのだ。

これは、運動不足の人が一念発起してランニングを始める事を想像してみれば解る。

健康の為に走ろうと思って始めて見ても、5分も走ればもうギブアップなのだ。

辛くて続けられないのだ。じゃあもういいや、となってしまうのだ。

そこにはある程度の「強制」が必要になるのだ。

だから本当に、学生時代の部活というのは効果的なのだ。

運動経験が無い人でも、社会人になったら運動する時間を持つ事を自分に「強制」する必要が有る、

ただしこの運動というのは、ある程度キツいと感じるくらいの運動をする必要が有る。

筋トレだけしかしなかったり、日曜日にビールを飲みながら野球の試合をしても

あまり運動にはならない。

そうやって考えて見ると、学生時代の部活で厳しい先生が居てくれた事がどれだけ有難い事なのか良く解ると思う。

ある程度キツめの運動とはどんなものだろうか。

その目安は、タオルで拭かなければならないほどの汗が出る事、

息がハーハーして少し辛くなること、このあたりが最低限の目安だと思う。


社会人になってから運動をするのはとても大変だ。

けれど、昔と今では随分違う。

昔は週休1日で、毎日夜遅くまで残業していたものだった。

今のサラリーマンは昔より遥かにプライベートな時間が有る。

やろうと思えば出来るはずだ。

ぜひ若い社会人は自分に運動する事を課して、長く続けて欲しいと思う。

これは体力を使わない頭脳労働をする人であっても必要な事だ。

そして重要な事は、若いうちから続ける、という事。

体力が落ちる前の、若い時からぜひ少しキツメの運動をしましょう。

年齢が進んで体力が落ちた人は軽めの運動で現状維持を目指しましょう。


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