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時間をかけて改革する 若者の力

人間というものは慣れる動物なのだろうと思う。

慣れた環境に居ないと安心していられないし、

ある新しい環境に入るとそれにどっぷり浸かって慣れてしまう。


セレブな人は自分の周りもセレブな人ばかりで、貧乏人の事は殆ど知らないので、

この国は凄く豊かだと思っていたりする。

貧乏人は周りも貧乏人ばかりで、日本人はみんな貧しいと思っている。

タバコを吸わない人は周りもみんな吸わないので、今ではもうタバコを吸う人は殆ど居ないと思っている。

タバコを吸う人は周りもみんな吸うので、吸っている人が殆どだと思っている。


特定の思想が主流になっている団体や組織に居ると、

知らず知らずに洗脳されてしまって、先輩達と同じ考えになってしまう。

新聞社などはその良い例かもしれない。

昔から悪名高いのは朝日新聞だったが、近年は毎日新聞、東京新聞、

北海道新聞、沖縄タイムスなど、報道なのかプロパガンダなのか解らない所も多い。

そういう所に居ていつも上司が力説する話を聞いていると、それに感化されてしまう様だ。

そういう新聞の記事を読む機会が有ったらぜひ、試しに読んでみて欲しい。

びっくりするくらいこじつけた左翼思想が書かれている。


さて、政治家はどうだろうか。

政治家はとにかく選挙で当選する事で頭がいっぱいになってしまって、

政策とか国をどうするとかなどには興味を持たなくなってしまう。

これは与党だけでなく野党も同じだ。

テレビ中継が有る時に国会に出て来て、「政府を追及」している姿をテレビに映そうとする。

結局選挙運動をしているだけだ。

だから根拠の無い批判ばかりする事になる。

やりやすそうな事を何度も取り上げて政府を批判している姿を見せたいだけなのだ。

だから国会の質問は討論形式にするべきだ。

質問された大臣が反論したり逆質問したり出来ないのでは、嘘だろうが何だろうが、

言った者勝ちになってしまう。


政治家を見ていていつも感じるのは「浮世離れ」という事だ。

なんでそんなアホな事をやっているのだろうと思う。

人口が減少すると聞くと、子供を産む様に仕向けなければならないと考え、

こども家庭庁などという意味不明なものを作る。

そこが何をやっているのか。

こども家庭庁とその政策にかかる費用、だいたい10兆円近くを無駄にしている様にしか見えない。

若い人が結婚して子供を作る様にするのであれば、可処分所得を増やす事、

有効なのはこの一点に尽きる。

であれば、こども家庭庁など全く不必要で全くの予算の無駄遣いでしかない。


次期総理には誰が良いか考える時、何を基準に考えるかと言えば、

党内の都合を基準に考えたりする。

日本をどういう方向に引っ張って行く人を選ぶのか、その為の能力が有るのか、

そういう事は全然関係なく、自分達の言う事を聞いてくれそうな人とか、

自分に利益になりそうな人とか、論功行賞とか、「あいつもそろそろ」とかで選ぶ。

こういう浮世離れした危機感の無さは、政界というものにすっかり慣れきってしまっているからだろう。

このままでは日本がヤバい、なんとかしなければ、などと考えている人が殆ど居ない様にしか見えない。

これは役所でも見られる様だ。

外務省という役所、財務省という役所、文科省という役所なども、

色々と問題点を指摘される事が有る。

その省の空気感みたいなものが有って、財務省だと東大法学部卒の学閥が有ったり、

いかにして増税するか考える人間を有能と思ったりする。

外務省にも派閥の様なものが有って、「チャイナスクール」と呼ばれる中国共産党に寄りそう様な人達も居る。

また、アメリカについても民主党にはコネが有るが共和党には全然無い、などとも言われる。

どうしてこう、偏ってしまっているのだろうか。

文科省というと教科書検定が良く問題視される。

これは検閲ではないのか、という疑問も出される。

一応過去の判例ではこれは検閲ではない、というものが有る様だが、

検閲官の検定の基準をかなり問題視される事も有る。


さて、あなたが所属している会社とか団体で、何か不正が行われているのを知った時、

あなたならどうするだろうか。

こういう時、その会社を守る為にみんなと同調して隠ぺいを行うほうが「良い人」で、

告発する様な人は「イヤな奴」という感じを受けたりすることが有る。

これは程度の問題なのだろうとは思う。

これはかなり悪質だと思えば告発するのも正義だろうと思うし、

多少の事なら組織や仲間、自分の生活を守る為に隠ぺいに加担するのも悪とは言い切れない事も有る。

けれども時代は少しずつ変わってゆくのだし、時の流れと共に何事も良い方向に変化していく必要が有る。

だから、若い人は時と場合によっては自分の会社や自分の上司を告発する様な事も必要な場合が有るだろうと思う。

これはとても勇気が要る事だ。

政治の世界に入った若者は、先輩達に感化されて慣れてしまうのではなく、

これはおかしい、と思った事を効果的に作用させる工夫をしたら良いと思う。

マスコミに入った若者なら、旧態依然の左翼思想に凝り固まった先輩たちを批判するチャンスを窺ったら良いと思う。

それを成功させるのに必要なのは経験だと思う。

オマエはまだ若いから知らないのだ、だからそんな事を言うのだ、

と先輩に言わせない為にも、

長く勤めて経験を積んだ上でアクションを起こしたら良いと思う。

そうやって少しずつ、一定の価値観で凝り固まった組織がリフレッシュする事を願っている。

特にマスコミ、政治の世界、寡占にあぐらをかいている大企業などにはそれを感じる。

改革は若い人たちの双肩にかかっていると思うのだ。




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テキトーな事をする人々 どうでも良い人々

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