大昔に実用されていた過去の農機具大展覧会
夕張が都市破綻したあたり、夕張の大型ごみ無料収集の最後の日、前日夜に車をだして夕張に向かった。夕張市が大型ごみ収集の無料を廃止し、次回から有料になる、というその前の日に、夜、車を飛ばして夕張にいった。金になるようなものがあったら拾ってこようという計画だった。同じことを考えている車が数台きていた。各地域の大型ごみ集積場には、資料館に所蔵されそうな昔の農機具が山ほどあった。壮観だった。大昔の脱穀機その他、普通乗用車には積載できないレベルのものがずらっと並んでいた。炭鉱町独特の家財道具もあった。
あれだけの数と量と大きさをみてしまうと、そんな中のちんまりした一部を持ち帰ってもどうにもならんなあの気持ちが強くなった。大昔に実用されていた過去の農機具大展覧会をみにいった満足感のようなものだけでおなか一杯になって帰宅した。