神の見えざる手腕/セリーグ/どんでん采配のひみつ
プロ野球ペナントレースもたけなわ。
いみじくも彼岸ということもあり、ようやく暑さも一服つき秋風の中で決着が見込めそうですね。
煮詰まってくると、いろいろありますわな。
では早速、2024年9月22日終了時点における、
セリーグ上位2チームの主要数値をピックアップして解析してみましょう。
なるほど。
巨人は1つの勝ち越しを作るのに「4.4点」の得失点差を必要としています。
一方、
阪神は1つの勝ち越しを作るのに「5.5点」の得失点差を必要としていますね。
得点から失点を引いた「得失点差」というものは「総合的な選手達のパフォーマンス」を示す指標。
「得失点差」を勝ち越し数で割った「一つの貯金生産に要した得失点差」は「監督などがいかに効率良く得点失点を分配して勝てているか」の指標。
このことを鑑みるにー
得失点差で「4点」劣る巨人は、選手全体のパフォーマンスという点において阪神に僅かにではあるが及ばない。
その一方で、
一つの貯金生産に要した得失点差で「1.1」優れる巨人は、監督などの効率分配において阪神に秀でている。
比率換算で観るならば、
選手の頑張りは阪神が1.05倍と若干ながら上。
ベンチの頑張りは巨人が1.2倍と有意に上。
したがって、ここまでのセリーグペナントレース上位2チームはー
「選手の阪神」、
「ベンチの巨人」という峻別がギリギリながら出来そうです。
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