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神の見えざる手腕/セリーグ/どんでん采配のひみつ

プロ野球ペナントレースもたけなわ。
いみじくも彼岸ということもあり、ようやく暑さも一服つき秋風の中で決着が見込めそうですね。


煮詰まってくると、いろいろありますわな。

では早速、2024年9月22日終了時点における、
セリーグ上位2チームの主要数値をピックアップして解析してみましょう。

   勝ち 負け 得点  失点
巨人 72 57 430  367
阪神 72 59 471  400
      ↓

   貯金  得失点差
巨人 15   67
阪神 13   71
      ↓

  一つの貯金生産に
  要した得失点差

巨人   4.4
阪神   5.5
   2024.9.22終了時点

主要数値による目算分析

なるほど。

巨人は1つの勝ち越し貯金を作るのに「4.4点」の得失点差を必要としています。
一方、
阪神は1つの勝ち越しを作るのに「5.5点」の得失点差を必要としていますね。

得点から失点を引いた「得失点差」というものは「総合的な選手達のパフォーマンス」を示す指標。
「得失点差」を勝ち越し数で割った「一つの貯金生産に要した得失点差」「監督などがいかに効率良く得点失点を分配して勝てているか」の指標。


   貯金  得失点差
巨人 15   67
      その差 ↕️ 4
阪神 13   71
      ↓

  一つの貯金生産に
  要した得失点差
巨人   4.4
   その差 ↕️1.1
阪神   5.5
  2024.9.22終了時点

このことを鑑みるにー

得失点差で「4点」劣る巨人は、選手全体のパフォーマンスという点において阪神に僅かにではあるが及ばない。
その一方で、
一つの貯金生産に要した得失点差で「1.1」優れる巨人は、監督などの効率分配において阪神に秀でている。

得失点差
(選手の総合パフォ)
巨人 67

 ↓ 1.05倍大きい

阪神 71
        2024.9.22終了時点


一つの貯金生産に
  要した得失点差

(貯金のための分配効率)
巨人   4.4

 ↑1.2倍効率が良い↑

阪神   5.5
   2024.9.22終了時点

比率換算で観るならば、
選手の頑張りは阪神が1.05倍と若干ながら上。
ベンチの頑張りは巨人が1.2倍と有意に上。


したがって、ここまでのセリーグペナントレース上位2チームはー

「選手の阪神」、
「ベンチの巨人」
という峻別がギリギリながら出来そうです。



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