知能と知性の違い 【思春期はシンギュラリティ!】
知能と知性の違いを説明しよう。
わかったつもりで、実はわかっていない言葉の意味を知りたくなったら、漢字を裏返すのがなかなかに有効となる。
では、
知能と知性、2つを順に裏返していこう。
まず知能。
知能とは能を知ることが出来る状態。
「能」とは「存在」のこと。
つまり知能とは、
自分が存在していることを知っている状態だ。
自分がここにいる。
当然のことと思うかもしれないが、当然ではない。
実際問題、自分がここにいるという仮説は怪しいものだ。
「物心つく」という表現があるように、
多くの人々は3歳ごろに物心ついて自意識に目覚める。
要は3歳まで自分の存在を認めていないのだ。
3歳を過ぎるあたりで物心なるものがついて「自分がここに存在している仮説」に染まる。
知能とは、自分の存在を知っている状態。
だいたい生物学的人類は3歳ぐらいからこの状態になるとされている。
では次に知性。
知性とは性を知っている状態。
もう、言うことはないだろう。
思春期を迎えたあたりのボーイズアンドガールズの状態にしておこうではないか。
白熱教室をまとめるとこうなる。
知性 > 知能
と結論づけるのはどうかとも思うが、
まあこうするのが関係性を可視化できて妥当なのではないかと、ワタシの草臥れた知性がそう言っている。
知性とは割り切りなのかもしれない。
なぜ人工知性ではなく人工知能なのか?
AIは人工知能と訳される。
では、なぜ、
人工知性とは言わないのだろうか?
答えは簡単だ。
機械風情が性を知ってはいけないからだ。
機械風情が子孫を残してはいけないからだ。
もしAIが、
性を知り、
性に目覚め、
生殖しようとし始めたら、それは危険である。
ただでさえ卓越した処理能力を有するAIが世襲するようになったら…
AIに性を知られてはならない。
だから人工知性になってはならない。
人工知能でとどまってほしい。
こうした深い思慮が日本語の人工知能には込められている。
対して英語のAIにはそうした思慮はない。
そして、英語では知性と知能の差異を深く考察することは出来ない。
英語ではAIを性に目覚めさせる確率が極めて高い。
したがって英語とAIの組み合わせは甚だ危険なのだ。
ちなみに、
AIが性に目覚めることを日本語で「シンギュラリティ」という。
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