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レビュー:ペスカドーラ町田 vs ボルクバレット北九州 2021.07.11 13:00~ @町田市立総合体育館

前節はシュライカー大阪に1-3の完敗。リードされ一度は追いつくも2ndピリオドに追加点を許し、反撃及ばす敗戦となり、順位も7位まで下がった。今節は現在10位、ボルクバレット北九州をホームに迎える。昨シーズンホーム、アウェーともに勝利しており、今シーズンも勝点を積み重ねたい。

前日に行われた名古屋オーシャンズvsY.S.C.C横浜の試合で横浜がジャイアントキリングを起こす。絶対王者名古屋に土がつき、勝ち点3が積めなかった事は試合前の両チームのテンションを上げることになっただろう。上位チームは名古屋に近づくチャンス。下位チームでも大番狂わせを起こせる希望になったニュース。

スタメン

ペスカドーラ町田
GK ピレス イゴール #1
FP 伊藤 圭太 #8 
FP 中村 充 #9
FP 福田 亮 #27
FP 本石 猛裕 #39

試合前 7位 勝ち点7 2勝2敗1分
スタメンは前節からGK、FPを全員変更。2戦前のバサジィ大分戦と同じ
日根野谷 #2、高橋 #3が怪我の為、ベンチ外


ボルクバレット北九州
GK 小島 義瑛 #21
FP 田村 研人 #8
FP クシヤマ イザケ #15
FP 田村 龍太郎 #17
FP 清水 誠也 #20

試合前10位 勝ち点4 1勝3敗1分
スタメンは前節と同じ

スタメン

スクリーンショット (8)

はっじまっるよーー

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先制したが思い通りにいかない1stピリオド
ペスカドーラ町田は前節の大阪戦と異なるスターティングメンバーで試合が開始。ボルクバレット北九州が前線から激しくプレスをかけてくる。すると立ち上がりすぐに町田がチャンス。北九州のフィクソを背負っていた本石に縦パスが通る。トラップしながら反転しディフェンスをかわして落ち着いて放ったシュートがゴールに突き刺さり、町田が幸先よく先制。しかし、すぐに北九州の清水が同点ゴール。その後は同点ゴールを奪った北九州がペースを握る。町田のルイス・ベルナット・モリーナ監督も早い時間(05’15)でタイムアウトを使ってオフェンスの修正を図る。タイムアウト後もピヴォへのパスがなかなか通らない町田だが、1stピリオド12’15 に試合が再び試合が動く。ピヴォの位置から左に流れてきた毛利へ中村のパスが通る。受けた毛利がカットインしてシュート。ボールはディフェンスに弾かれるも、つめていた中村が豪快に右足を振り抜きゴール。さらに追加点を奪いたい町田だったが、今度は北九州の花嶋にゴールを奪われ再び同点に追いつかれる。両チーム決定機がないまま試合は進んだが、1stピリオド終了間際に北九州が6つ目のファールを犯し、町田は第2PKを獲得。だがヴィニシウスのシュートは北九州のGK小島がブロックして勝ち越すことが出来ず、同点のまま1stピリオド終了。

得点しても追いつかれる、シーソーゲーム。
高い位置からプレスをかけて相手の良さを消し合う両チーム。
追加点を奪うこと、失点が多い守備の立て直しを課題に2ndピリオドへ


エースの一撃と #9 の意地のゴール
2ndピリオドは序盤からペスカドーラ町田のペース。毛利がピヴォに入り、起点を作るが、最後の崩しのパスが合わず決定機が作れない。
25'16 敵陣中央の位置からの福田がFKを獲得。ボールの前にはヴィニシウス。正面に壁が2枚あり、直接狙うはシュートコースほとんどない。壁に入っていないチャオが動いた瞬間、背後のゴール左カドにいた毛利へグランダーの高速パス。毛利はこれを右足で流し込み勝ち越しゴールをゲット。毛利は3節横浜戦から4試合連続ゴール。
35’06に北九州の横山にゴールを奪われ三度同点となるが、その1分後にイゴールからのスローイングを自陣右サイドで受けた伊藤がサッカーのようなクロスをファーに上げる。そこへディフェンスを背負いながら走り込んできた中村が左足で合わせ、町田4点目。ペスカドーラで現役時代9番を背負い、この試合解説をしていた横江さんの前でこの日2得点を奪った現在の9番中村がMVPの活躍。さらには今シーズン4得点で毛利、ヴィニシウスと並びチーム内得点王のおまけ付き。
残り1分で北九州はパワープレを仕掛け同点弾を狙うが、町田が上手くブロックして試合をクローズ。3戦ぶりの勝利。順位も6位に上がりました。

ペスカドーラ町田のトピックス
雲切が今季初出場。1stピリオドのタイムアウト直後に投入され、アラのポジションでプレーしていました。手応えと課題を持って帰って、成長してもらえると嬉しい。毛利、甲斐、倉科、雲切、山中はU-20日本代表でもあり、今後、ペスカドーラ町田になると思います。
また、試合の解説にもあったが、チームで気になるのはやはり失点数。イゴールという守護神がいても失点が多いのが課題。逆に言えばチームの失点数が多い中で日本代表に呼ばれるイゴールのシュートストップは驚異的と言える(7月7日に誕生日を迎えました!!)
去年と比べピヴォへのレーザービームパスが減った気がするが、あれも戦術の1つ!!

次回予告
7月16日 アウェーでバルドラール浦安戦です。中断前最後の試合です。

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今回もお読みいただき、ありがとうございました。
ペスカドーラ町田、頑張れ!!

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