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7月24日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

7月24日の午後に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

今回は新規の方が5名、常連の方が1名の計7名で神保町散策を開催。珍しく男女比のバランスが良く、すずらん通りを中心に楽しく散策することが出来ました!最近神保町に入り浸り過ぎて、ガイドが出来るようになってきた手前、もっと面白い情報を集めようと頑張っております(笑)

読書会終了後に撮影

・紹介して頂いた本


ポール・オースター「サンセット・パーク」新潮社
舞台は、リーマンショック時代のブルックリン。リストラにより住む家を失った若者達が不法シェアハウスをする物語。激動の時代に流された若者達を描く群像劇。どこか村上春樹の作品に似ている文体が響いたという。

奥田英郎「イン・ザ・プール」文春文庫
精神医科 伊良部シリーズ第一作。プール依存症の男や、家の火元が気になって仕事が出来ない男などの変わった症状の患者を治していく。伊良部自身が患者の鏡となり、客観視させる事が対比を面白くさせているか。

西加奈子「舞台」講談社
超自意識過剰で"人間失格"を意識した葉太は、30歳の記念にニューヨークへ旅する。その初日、置き引きでほとんどの身銭を失い、貧乏旅行をする羽目となる。「人間は人生という舞台の上で役を演じている」ことを旅から学んでいくか。

ヨシタケシンスケ「あつかったら ぬげばいい」白泉社
困ったことがあっても、「~すればいい」と緩く教えてくれる絵本。ともすると我々は「~しなければならない」という考え方に陥る。やりたくないならやらなければいい、そんな当たり前の事にじんわりくる絵本。

次回の読書会は、7月31日の午前と、8月7日の午前に開催です!皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。