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サンフランシスコの旅行計画

 いよいよ8月のアメリカ(サンフランシスコ)旅行が迫ってきました。今回の旅行は純粋に観光が目的で、ドローン撮影がメインというわけではありませんが、約1週間の滞在期間の中で、観光場所とともにドローン撮影がトライできる場所も一緒に考えていきたいと思います。


1.今回の旅行について

 アメリカへの訪問は実に約20年ぶりとなりますが、その間にずいぶんと円安や物価高が進み、なかなか予算が厳しい状況です。が、長年アメリカに再訪したいという思いがあり、ついに航空券を予約してしまいました。

計画当初は、日本からサンフランシスコへの直行便(名古屋→成田経由)で行こうと考えていましたが、予算を抑えるために安い航空券を探しました。名古屋からの選択肢は少なく、今回の旅行では台湾の中華航空(チャイナエアライン)を使うことにしました。

日本からの直行便といっても、現在名古屋(中部)から北米への直行便は無く、中部発はANAやJAL等では成田乗継の便となることを考えると、台湾経由では一人約10万円程度の節約となるので、それはそれでアリかなと。それでも一昔前の感覚だとビジネスクラスに乗れるような価格ですね。

今回の旅程は、NGO(中部)→TPE(台湾桃園)→SFO(サンフランシスコ)となり、いったんアメリカとは逆方向に飛んでいくことになるため、乗継時間を含めない純粋な飛行時間は、日本からの直行便と比較して4~5時間程度プラスとなります。

日本⇒台湾⇒アメリカ(距離イメージ)

なお、台湾乗継ですが、行きの便では朝に名古屋を出発して昼に台湾到着、台湾からアメリカへは深夜に出発ということで、約10時間程度の乗継時間があるため、空港を出て軽く近隣の街を散策予定です。(2023年にMRTが空港から台北方面とは反対方向の終点環北から1駅延伸され、その終点の街に夜市があるので楽しみです)

台湾では日程の都合上ドローンを飛ばす時間は無さそうです。また、帰路は流石に疲れていると思うので、乗継時間が短いフライトを選択しました。

台湾桃園空港から近い中壢観光夜市

2.サンフランシスコとその周辺について

今回の旅行では、サンフランシスコとその周辺エリアを散策予定です。

サンフランシスコとその周辺エリア(Google Map引用)
※エリア名称は厳密な定義と異なる場合があります

(1)サンフランシスコ市内

 旅行前半の宿は、市内中心地のユニオンスクエア周辺にしました。空港からはBART(鉄道)で移動、観光ではケーブルカーやバス、路面電車等の使用を考えると大変便利な位置になり、観光客はこの近辺に宿泊することが多いのではと思います。

BART

SF市内には有名な観光地(ユニオンスクエア周辺や中華街、ピア39、ゴールデンゲートパーク等)や多数の美術館・博物館、ケーブルカーなど見どころが豊富です。

ケーブルカーとサンフランシスコ湾

ドローンについて:SF市内は人口密集地であること、海辺の国立公園エリア、ローカルルール(市内の公園は飛行禁止等)などの関係上、おそらくドローン飛行可能な場所は、ほとんど無いとみています。

サンフランシスコ市街とベイブリッジ

(2)SFベイエリアとシリコンバレー

 旅行後半の宿は、SFベイエリア、サンフランシスコより南下したミッドペニンシュラ(シリコンバレー)です。ここからの移動手段はレンタカーにしますが、返却時のことを考えてSF市内からBARTで空港まで行き、空港の営業所でレンタカーを借りることにします。

サンフランシスコ空港のレンタカーセンター
(空港からシャトルで移動できます)

シリコンバレーにおいても、CALTRAINやトラム、バスなど、それなりに公共交通機関は発達していますが、時間効率よく回るにはアメリカでのクルマの運転に不安がなければレンタカーが便利です。

CALTRAIN(現在は電化工事進行中)

ここではAppleやGoogle、intelといったIT関連企業、スタンフォード大学、コンピューター博物館、サンタナ・ロウやグレートモール等のショッピングモールなど、行くところはたくさんあります。

スタンフォード大学

ドローンについて:シリコンバレーの多くが市街地であったり、サンフランシスコ国際空港やサンノゼ国際空港など複数の空港の管制空域と重なるため、飛ばせる場所は丘陵地帯や山間部等、非常に限定的になるのかと思います。

丘陵地帯と住宅地

また、サンフランシスコ湾の南部にある塩田は、サンフランシスコ空港に着陸する前の眼下に見える風景ですが、こちらも可能なら空撮してみたいスポットの1つです。

SFベイの塩田(Google Mapより)

(3)SFベイエリア近郊

 SFベイエリアから郊外に足を延ばすと、更に見どころはたくさんあります。太平洋側にはパシフィックコーストの雄大な景色や、サンタクルーズのビーチ、モントレーの水族館、野生の動物(モントレー湾では野生のラッコが見れます)など、こちらも見どころが豊富にあります。

サンタクルーズビーチ

内陸側にはナパ・ソノマエリアやセントラルコーストなどのワインで有名な場所が点在しており、ワイナリーには是非行ってみたいですね。
また、ゴールドラッシュ時代の歴史遺構や古い街並みなども魅力的だし、広大な農地や草原に荒野、更に足を延ばせばシエラネバダ山脈と、自然も豊富です。

GOLD LUSH

日程の関係上、サクラメント方面、ヨセミテ公園などの遠方へは、今のところは行くのをあきらめていますが、可能な限り雄大な自然にも触れていきたいと思います。

ワイン産地のブドウ畑

ドローンについて:市街地と比較して飛ばせる場所が多くなるかと思いますが、国立公園や自然保護区等の規制に注意の上、長距離移動になることから移動ルートも考えての候補地選定が必要と思います。

3.飛行可能エリアを調べる方法

 ドローンの飛行場所は、現地に行って行き当たりばったりではなく、旅行前にあらかじめ候補場所を調べておいたり、必要に応じて問合せをしておいたほうが良いと思います。

(1)B4UFLYアプリ

 飛行可能エリアを検索するために、B4UFLYが提供されています。以前はそのものの名称のアプリでサービスが提供されていましたが、現在はサイトに案内されている各種アプリ(サービス)で提供されています。

B4UFLYについて
B4UFLYを提供しているAirHubの例
かなりのエリアが空港の管制空域になります

(2)ローカルルールの確認

 今回訪問するカリフォルニア州や各郡市等のローカルルールを調べます。ネットで検索してみると、いくつかのサイトで解説されていましたが、今回はこちらで確認します。

(3)FAA-Recognized Identification Areas (FRIAs)

 リモートIDの無いドローンや未登録の機体を、教育目的等で自由に飛ばせる場所が定められています。エリアはWEBの地図で検索可能です。https://www.faa.gov/uas/getting_started/remote_id/fria

少し地図を見てみたところ、選択したエリアの詳細にCBO団体としてAMA(以前の記事でTRUST講習を受けた団体)の記載があったので、メールで問い合わせたところ、”AMAはエリアを直接管理しているわけではなく各団体の代表であり、許可についてはエリアを管理している団体に直接聞いてみてください”とのことでした。

FRIAs 検索マップ

FRIAsの概要については、以前の記事の中で紹介しています。

(4)現地の声

 ブログや口コミなども探して見てみます。また現地のドローンスクールやラジコン愛好クラブ等の団体にも問い合わせて、お奨め場所を聞いてみたいと思います。

4.あとがき

 自分の頭の中にあるアメリカの街並みは、20年前の記憶で止まっています。今回はパロアルトの通りや郊外の住宅地など、駐在時代に生活していた地域も訪れてきたいと思っています。

そういえばFry's Electronicsって無くなってるんですね。Fry'sは巨大な電気店で、シリコンバレーにも何店舗かあり、いつも賑わっていました。当時は自作PCの部品や電化製品などでお世話になっていました。

今は無きFry'sの2001年頃の様子 (Sunnyvale)

今回の旅行では、20年前からどれだけ変化しているのかを見ていくのが非常に楽しみです。
次回の記事では、具体的なドローンの飛行候補地を探していきたいと思います。

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~ドローンを旅行に持っていくときに便利なもの~

・カメラリュック
[K&F Concept] カメラバッグ カメラリュック リュックサック 25L

※ドローン以外にも多数のグッズが収納でき、旅行で便利に使えそうです

・エアタグ

Appleの互換品です。問題なく動作しました。預け入れのスーツケースやリュックなどに取り付けておきたいです。

・バッテリー収納ケース

TOMGDRACO DJI Mini 4 pro/DJI Mini 3 Pro/Mini3用 バッテリーバッグ

※もしものときの安全性に考慮した難燃性のケース

・予備で持っていきたいメモリーカード(4K記録にも対応した高速メモリーカード)

・DJI Mini 3 Pro/Mini 4 Pro インテリジェント フライトバッテリー(249g仕様)

※機体登録不要な249gで飛行する場合の軽量バッテリー

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※予備プロペラをお忘れなく

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※microSDカードが6枚、SDカードが1枚収納可能です。

・USB-C PD対応充電器
ドローン以外にもスマホやカメラなど、旅先で色々な機器を一度に充電したいとき、コンパクトで高出力なものを用意したいです


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