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東京日々日記

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人の笑顔のために、日々はたらくプロデューサーの日々日記。写真を撮りながら、旅するように。
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2022年6月の記事一覧

その笑顔は、ぼくを幸せにする。

アゼルバイジャンは笑顔の国だった。 人々は屈託なく笑う。 老いも若きも、素朴で、心の動きを隠さない。 そしてなにより優しい。 この2年半、ぼくの心はちぢこまっていた。 それが癒されていくのを感じる。 でっかいトランクを車に積むのを手伝ってくれたおじさん。 毎朝ホテルでコーヒーをいれてくれた女の子。 公園でであった幼稚園のこどもたち。 日本語をアニメで勉強したという大学生。 人はもっと自由だし、 優しくなれる。 旅先で出会ったすべての人々。 あなたたちの笑顔は

T部長こと土屋さんと、ビーフン。

 T部長こと土屋敏男さんとひさしぶりにリアルであった。ある企業のウェビナーで登壇する仕事で一緒だったのだ。つつながく仕事は終わり、ご飯でも、ということになった。場所は汐留、つまり日テレのお膝元だったので、お店は土屋さんにお任せすることにした。  土屋さんは、少し考えてから、こう聞いてきた。 「ビーフンいきますか?」  ん、ビーフン?ふつうは「台湾料理いきますか」って誘いますよね。なぜわざわざ「ビーフンいきますか」というのだろう?なにかただならぬ気配を感じる。しかしぼくは詳しい