なぜ今、植物に惹かれるのか。
嘘のような話ですが、家が火事になりました。それがきっかけで、日常の瞬間を残しておきたいと写真を撮るようになりました。撮りたい気持ちがむくむくと大きくなったところに、ずっと気になっていたカメラマンのワタナベアニさんから思いがけずカメラを頂きました。さらに撮りたい気持ちにドライブがかかりました。こうなるともう何がなんでも撮りたい。四六時中、道の際でしゃがみ込んだり、急に空を見上げたり、家族からは半ば呆れられながらも、感じるものがあれば手当たり次第に写真に収めるようになりました。