火事にあい、物への執着がなくなった話。
火事になって思うようになった。人生に本当に必要なものは、実は少ない。
先日、火事になった家から、燃え残った物を搬出した。というのも火事で家財のほとんどを失ったが、1階の僕の書斎はほぼ無傷だった。たった2畳の小さな部屋には、とんでもない量の物があった。大量の本。DVD、CD、MD、ポラロイドカメラ、登山用のステッキ、針金、書類、ケーブル各種、缶バッジ、何種類ものイヤフォン、パンク修理セット、頂き物の香水とか缶バッチとか....書き出せばキリがない。そのとき、自分でも驚いた