モノやコトからでなく、“人”から感動するようになった。
なんか、歳とっていろんなことを経験してくると、
「わぁ!!!!すごい!」みたいな、驚いて、感動することは減ってきてしまったように思います。
例えばだけど、昔は近所の小さなお祭りの打ち上げ花火でもすごく感動したし、
近所の中で一番大きい花火大会に行ったときは、連続で花火が上がる、その迫力に圧倒されたし、
初めて長岡花火や諏訪湖の湖上花火をみたときは、えっ、5箇所から一気にあがるの?!音楽ついてる?!諏訪湖に写ってるんだけど、何ー!わー!すごいよー!どうなってんのー!わー!!!
っと、ものすごい感動ものでした。
でも、日本の中でも特に大きい長岡花火とか諏訪湖花火を知ってしまった今、
そこらへんで上がってる花火をみても、きれいだな〜くらいにしか思わなくなってしまいました。。。
新しい体験に対する(驚きによる)感動体験は、
いろんなことを知っていくうちに、どんどん減っているような気がします。
保育園のわが子をみてると、
セミを見つけただけで嬉しそうに教えてくれるし、新しい駄菓子の箱を開けてるだけでワクワクしてるし、手持ち花火が自分でできたということだけで喜んでいる。
まだまだ知らないことが、知りたいことがたくさんあるだろうし、
おいしい食べ物や、思いもよらない素晴らしい景色や風景を、これからたくさん感動しながら知っていくんだろうなぁと思います。
大人であるわたしたちも、まだまだたくさん知らないことはあるのだろうけど、
その経験をするためのハードルが(お金的にも時間的にも)上がっていることは確かなわけで。(だって今のわたしはパリに行きたい笑)
↑お祭りでおもちゃ買った!
でも、反対に?、感情移入から感動することはすごい増えました。
オリンピックの選手のインタビューで、「(泣きながら)今まで辛いことしかなかったんですけど、ここまでやってきてよかったです。」とかいう話を聞くだけで胸がいっぱいになるし、
ドラマやドキュメンタリーでは感情移入してすぐ泣きそうになるし、(昔は親がテレビを見ながら泣いているのが不思議だったのに、。)
ボヘミアンラプソディではもれなく号泣してました(笑)
歳をとっていろんな経験をしてきたからこそ、
自分が似たような経験だったり、立場になったことがあるっていうのが、
感情移入しやすくしてるのかなぁと思います。
映画『八日目の蝉』を今みたらきっとやばいです。(八日目の蝉は愛人の子どもを連れ去って自分の子どもとして育ててしまう女性のお話)
(あ、なんか夫に聞いた話では、脳の構造で、歳をとると感情抑制が効かなくなってくるっていうのはあるらしい、、、けどわたしはそこまで歳なのか?笑)
↑チョコバナナ食べてる❤︎
そんなこんなで、昔よりも“コト”や“モノ”からは感動しなくなってしまったけど、
“人”からは感動を受けとれるようになりました。
そう、感情移入って、“人”に対してするものだもんね。
そこら辺の花火大会の花火だけでは感動まではいかないけど、
その花火をつくってる花火師の人の話(子どもたちを笑顔にしたくて今回こうゆうことに挑戦して、、、みたいな話)を聞いてれば
今までで一番感動するかもしれないなぁと。
よく、ビジネスの世界で、ストーリーストーリー言うのは、
みんな、“モノ”や“コト”からの感動するというハードルが、上がりきってしまったからかもしれないなぁと思います。
うーーーんと、それはつまり高齢化、、?!(いや、成熟社会なのか?)笑
↑あまりにお祭りが他になくて買いすぎました。。。
ではでは〜
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