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僕の中にある言葉の砕片【スキマがたりvol.1】

前回の記事(↓)でお知らせした企画の第1弾。

スキマスイッチについて語りたい、という前語り

選ばれた曲はこちら。

『ボクノート』

作詞・作曲:大橋卓弥・常田真太郎
収録:7thシングル『ボクノート』(2006)ほか

(解釈違いとかあったらごめんなさい。)

●思い出の話

僕がはじめて好きになったスキマスイッチの曲。

出会いは小学生時代。映画館で初めて聞いた。べつに特定のミュージシャンが好きになるような齢でもなかったから「良い曲だな。」くらいの気持ちだったと思う。

スキマスイッチの曲を聴く時、やっぱりマイブームがあって「今はこの曲がきてるな。」っていう波があるんだけど、ボクノートは特別で『常にここにある曲』。そういう波がない。

自分の“スキマ好き”の原点なのかもしれない。

●曲の話

いま、想いを綴ろうと、電車に揺られながら言葉を探してる。

スキマスイッチの歌詞って、情景があって、物語があるって構成が多いと思っていて。
ボクノートもそう。
雨が降って物語が始まる。

スキマスイッチを話せる数少ない友人がいるんだけど、なんとなく曲の雰囲気のイメージを共有してるから、話が進みやすいんだよね。
情景があると、そういう効果もあるのかな?とふと思ったり。

閑話休題。

聴き直すと、すごい綺麗な歌詞だと改めて感じる。
曲を聴いていると、『君』と『僕』がいて、
『伝えてもらっている想い』と
『伝えたい想い』
が絡まり合ってがんじがらめで。
物語が進む頃には雨が上がって、もがいていた『僕』は自分の中にある答えを見つける。

素敵な歌。さっき曲のマイブームの話をしたけど、前言撤回。いまはボクノートがno.1だ。

●おわりに

大人になっていくと、伝えたい想いに泥を塗りたくって、形にできなくなる。少なくとも自分はそう。

本当の言葉の砕片を塊にして、伝えなきゃいけない時もあるなって、そう思いました。

おわり

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