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覚悟はあるか?

おはようございます。
今日から9月、今年もあと4ヶ月になりました。やっぱりこういう「1日」というタイミングは何か変化を起こす上でいい「言い訳」になるなぁと感じているカワダです。

今日のパターンは覚悟についてです。
「心」の中では、結局これが一番根底にあるなぁと感じました。

「覚悟」とは?(goo辞書より)
1 危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。「苦労は覚悟のうえだ」「断られるのは覚悟している」
2 仏語。迷いを脱し、真理を悟ること。
3 きたるべきつらい事態を避けられないものとして、あきらめること。観念すること。「もうこれまでだ、と覚悟する」
4 覚えること。記憶すること。
5 知ること。存知。


魅力化あるあるのひとつとして、「どうやったら関係各所に当事者意識を持ってもらえるのか?」という悩みがあります。

魅力化のスタートがどこかにもよりますが、トップが「やれ」と言って特定の課が担当になった場合、その課の人たちはやり方もよくわからないし、県立の高校には手を出しにくいという壁もある。もちろん普段の仕事もあるため、コーディネーターに任せっきり、公営塾のスタッフに任せっきり、特定の担当者に任せっきりになってしまう。だから、その任された人は「どうやって皆を巻き込んでいけばいいんだろう?」「どうやって学びの場を設定すれればいいんだ?」「良いファシリテーションでみんなを巻き込んで、自分ごとにしてもらわないと!」という課題にぶち当たってしまう。

このあるあるの悩みを解決するためには、もともと魅力化をやろう!というスタート段階にメスを入れないといけないとは思うんですが、実際問題スタート段階で多様な関係者全員に納得・理解・共感してもらうことは難しいこともあると思います。誰かが思い切ってスタート切って、あとは走りながら考えるってやつですね。

つまり、関係者全員が最初から覚悟を持とう!ということはリアルじゃないということです。そんなことがある領域だということです。実際、私も移住先で全員への覚悟を求めすぎてストレスが爆発しそうになったことがあります。後々出てきますが、「期待しすぎない」というメンタルバランスも必要だということを痛感しました。

しかし、周りがどれだけ「いや〜トップダウンで降りてきた仕事なんで」とか「いやいや、全部君に任せるよ」といった様子でな〜んかやらされ仕事っぽくなってるなぁと感じたとしても、あなただけは覚悟を決めてほしいと思います。それがもう全ての「希望」になると思ってます。

ここで言う「覚悟」とは、最初に書いた辞書の中で言うと2番目のような意味合いです。2 仏語。迷いを脱し、真理を悟ること。

「俺のやってること、意味あるのかなぁ?」
「俺だけ熱くなってるけど、なんでみんなそうじゃないんだ!」
「もうこの仕事も続かなさそうだな・・・」

周りとの温度差を感じれば感じるほど、迷いが生まれてくると思います。
今の自分の仕事に意味や価値や希望を感じられなくなることも、きっとあると思います。けれど、あなただけは諦めないでください。いつも覚悟を燃やさなくても大丈夫だけど、火種だけは灯しておいてください。

ひとりの覚悟で、ある地域が少しずつ変わっていった事例が確実に存在します。
大きな動きをすぐに起こせないかもしれないが「ある一人の覚悟」は、大きな動きに必ずつながります。

逆に誰ひとりその事業に覚悟がないと、遅かれ早かれその魅力化事業は頓挫する可能性が高い。おそらくその明確なタイミングは担当者の移動や移住者の流出などで、いわゆる属人的な仕事になった瞬間からそのデッドラインは決まっているような気がします。

なので、まずはあなた一人でも覚悟を決めて仕事をしてほしいと思います。
もしかしたら現場では孤独かもしれないけれど、全国にはそんな奮闘している仲間がたくさんいます。もちろん私もそのうちの一人です。

少しずつ仲間を増やしていこう。
その覚悟を周りに感染させていこう。

おそらく「覚悟ぉぉぉ!!!」とか言って地域を周っても鬱陶しさしかないと思うのでw、そこはあまり表に出さずにまず笑顔で接して、あなたの覚悟がうま〜く感染するよう戦略的にコミュニケーションをとっていこう。そんな手段として、これからアップしていくここのパターンが何かのお役に立てば幸いです。

大きなうねりは、ひとりが決めた覚悟から生まれる。

偉そうな感じになってすみません。けど、どれだけ良い手法や莫大な予算があっても、結局はここなんだよなぁと数年魅力化プレイヤーとして関わった経験から痛感したパターンでした。

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