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1991年プチてっちゃんユーレイル旅12

【まとめ】Munchenに思わず長居していたが、ようやく東に向けて動き出す。電車で。とりあえずの目的地は、1986年に友人と訪れた懐かしの街・バイロイト。その前にソーセージ食べるためにレーゲンスブルクに寄ったけど。

11月16日 (土) 曇り。雨は降らなそう。

7:00 起床。今度はカフェでHと朝食。ご飯が済んですぐに出立。

ホテルで別れたHとまたバス停で会う(笑)。今日、ロンドンに帰るんだって。

思ったより早く駅に着けたので、
8:37 Berlin行きに乗ってまずRegensburgへ。

そう言えば、Munchenの街中、Hbfの東側にはホテルや食べ物屋が多かった。お店も、ポルノ関係とか多く、ネオンがけばかった。近くの電化製品店、表のウィンドウが大きく割れて張り合わせてあった。泥棒にでもあったのだろうか。

ドイツの丘、耕作地も多い。
一時間後くらいにNeushern通過。

教会の屋根、タマネギ型のがみえる。

1Klassに乗っていたら、どこかの兄ちゃんたちが車両に入ってきて、「荷物だけ置かせて」と言ってきた。やはりRegensburgに行く途中で、ここで一杯ひっかけて行くんだって。めっちゃ楽しげな人たちで、
「Have a nice travel!」と叫んで他の車両にどやどやと去っていった。

ふと通り過ぎる景色

10:00頃、Regensburg着。トランクをロッカーにどしこんで、いざ、Regensburger Wurstを喰わんと欲す!

11:01にWeiden行きが出てしまう(それに乗りたい)ので、手近なところで探すと、DBの構内にレストラン発見。しかもメニューにちゃんと載っていた。
いつの間にかあいさつが「グリュースゴット」になっている。さすが南部。

電車に間に合わせようとけっこう急いで食べる。皮がぱりっとして、中はきめ細かい。まったりしている。

ザウアークラウト付き、珈琲とあわせて9DM。

間に合わなかったらここに夕方までいようかなと思っていたが、なんとか間に合い、電車に飛び乗った。

日が射してきて明るくなった。のどかな丘陵地が続く。
Regenstauf Maxhutte。赤い屋根の新しい家が多い。
進行方向右側、森と丘が見える。
いきなり、道を馬車が走っているのを見る。
Schwandorf、Jarenloheに瞬間止まって、すぐ出発。
この辺りで、また「グリュースゴット」を聞く。
Schwarzenfeld、Nabburg
このあたりですでに正午。しかし日が低い。

Pfreimd ここも田舎。
Wernberg 広々とした所。
Luhe ホームがない! 緑の柵とレンガの建物だけ、ほんとこれっきり。

Luhe-Wildenau ここはもう少し大きい。
Weiden ここで、目指していたBeyreuth行が土曜運休なのを知ってがくぜん!

Wohim ----- フロイライン? と車掌さんに訊かれてとっさに
Nurnberg! と答えてしまった。
教えてもらった列車12:24 Nurnberg行に乗り換える。

Weiherheide(?)、Freihung、Vilsek、Neukirchen b s/r通過。
なだらかな窪地に家々が埋まって、向こうは紅葉の森。絵の中みたい(絵で見れば退屈なのかも知れないが)。山には針葉樹が多い。地面は田んぼではなくて畑地なのだが、どこか日本の農村風景みたい。
Etzenwang通過。 岩山も多い。
Lauf通過。
13:45くらいに、やっとこNurnberg着。
隣のおっさんにニュルンベルク? と訊いたらうん、とうなずき
「ノイエヴォ」と。車掌さんも来て教えてくれた。

バイロイト行きは果たして……なんとかあったー! 20 a Greisだと。
降りたのが1なので、北極と南極ほど離れているが。
そしてなんと、その列車は土曜日だけバイロイト行き。着くのは16:05だけど。

Ludwigshahe、Lauf(Pegnitz)、Neunkirchen am Sand ライヘンシュヘンド
15:00頃通過列車待ち。
その後、あっ、あの岩山に見覚えがあるぞ! みたいなあたりを通る。

Hohenstadt、Vorra この辺りは山道をわんだりんぐしている人多し。
Ruppensti-? 駅舎の文字が古めかしい。
Velden、Neuhaus 丘に城が見える。Ranna
15:40頃Pegnitz
Schnabelwaid、Creussen、ホームの屋根付きベンチに面白い絵が描いてあった。
Neuenreuth、そしていよいよBayreuth
懐かしい、なつかしすぎるよー。1986年3月以来。

まっすぐ前回泊った宿に。部屋は空いていて、シャワー付き65DM。
予想より安かったし、それより、ここに戻って来たという思いで、もう感激だー。

駅に向かって左側は立派な雑誌屋になっている。日本と違って本屋も分業化が激しいようだ。

17:00ちょい過ぎにごはん。宿の下にあるWeihenstephan。
おばさんは片言でも英語が通じて、いろんな料理の説明をしてくれる。みんな愛想いい。
豚を小さくスライスして焼いてグレービーソースで、更にサラダと自家製ヌードルが付いているというので頼んでみた。

90年にここに来た有名人のサイン寄せ集めが葉書になっている。名前を知っているのはヘルマン・プライとルネ・コロくらい。
チップを渡そうとしたら、いいよ~!って。そこもうれしい。
今更気づいたが、ここって、名前の記入もパスポート提示も前払いもなかった。ふらっと来て、じゃ、3泊ですね、はいはい、って。ますますもってうれしい。

ここでミュンヘンからのややオマヌケな行程をおさらい。レーゲンスブルガーにつられてとんだ回り道、もまあ善きかな。

※ バイロイトではGoldener Hirschに泊ったと思っていたのだが、今現在ちょっと自信がない。

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