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オススメ読書『地元がやばいと思ったら読む、凡人のための地域再生入門』

こんばんは。明日からは通常の仕事が始まります。
それで今日はやり残しに全力な一日でした。

午前中は、いただいた年賀状のお返事に取り組みました。
またハガキを書きながら、録画しておいたNHKの再放送番組をようやく観れました。
『ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が、民主主義と哲学発祥の地・ギリシャの遺跡を舞台に行った白熱教室(5回シリーズ)。現代社会の難問を、世界の若者たちと熱く議論!』(番組の宣伝コピーの作り方も参考になります)
正直な話、ながら視聴では理解しきれていないところがありました。後日、再視聴して復習しなければ。

さて、午後は読書。『地元がやばいと思ったら読む、凡人のための地域再生入門』(木下斉著 ダイヤモンド社)です。年末に日経新聞の広告を見て購入していたのをようやく半分読めました。

はじめに、の中で著者が述べている言葉。
「当初は盛り上がっていたイベントが、最終的に当事者が疲弊しきって打ち切りとなるケース。人間関係のもつれや将来に向けた不安からチームが崩壊してしまうケース。成功例としてメディアに取り上げられたがゆえに弱気なことが言えず、実態よりも大きく物事を語り、現場のメンバーとの乖離が生まれたり、罪悪感に襲われるケース。どの地域にも、人と人とが向き合う仕事だからこその失敗や挫折があり、その浮き沈みの中でも折れずに前を見てやってきた人たちだけが、今も事業を続けられているにすぎません。それがまちづくりのリアルです。では、どうやったら、そんな中で成功させることができるのか。…」
小説したての本編で、主人公は困難に直面しながらも、地元地域の活性化に向けて奔走します。
特に、店を閉めた実家をリノベーションすることになったくだり、
つい、頑張れと声をかけたくなりました。

各ページにある黄色い囲み記事も参考になり、86ページにこうありました。
『悩んで暗くなっている人を、誰も助けてはくれない。むしろその暗さから、さらに協力者がいなくなる。だからこそ、不安であるときほど明るく前向きに考えて、不安の原因を特定し解決する方法を試してみるなど自ら動き出すことが必要になる。そうして、明るく、一つひとつ前に進んでいけば次第に仲間が集まり、問題解決もスピードアップする』

このアドバイス一つとっても、単なるビジネス書の範疇を超えて助けになる人が多いのだろうと思いました。

私の地元のお花茶屋の街を、昭和の頃のキラキラとした賑わいのある商店街に戻したいという声をよく聞きます。

本書も参考にしながら、研究しようと思います。読了したらまた報告致します。


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