簡単に口にされた、話。
正直、楽しい話でもないし愚痴のようで有料コンテンツに入れるか迷いまくって公開した。
パートナーの神経を疑ったのだ。
「生理がなくなったらいいのにね」
は?と思った。
それを貴方がいうのか。
十年くらい付き合っているパートナーの一言だった。
それが意味することを考えていないからこそ、なくなれば、生理痛やPMSが消えるよねくらいのノリだったのだろう。わかるよ。
でも女には出産というタイムリミットイベントがある。
ただでさえ、私もそろそろ焦りそうな年齢なのに、なくなれば、が意味するところを考えずに口にされたことがガタガタのメンタルで言葉を失った。
元は、生理痛がひどくて食事準備ができなかったことに始まる。そう伝えてしばらく後、
「卵使うよ」
と言われて、少し期待してしまった。
準備してくれるのかな。
果たして完成したのは、彼が、自分の明日の弁当用に作ったチャーハンのみ。米も残っていない。
わかっていた。期待しても自分の分しか用意しないのは。
「言ってくれないとわからない」
彼は不機嫌に言う。だから今回は、少し悲しかったと伝えた。
それがダメだったのか、不機嫌に今更ご飯を炊き始めた。いや、もう良いって言うたやん。
私は、ただ、悲しかったと伝えたかった。
私が作れば当たり前のように食べているけれど、自分が作れば私の分はない。いつもなら流せることが、体調不良だと悲しくなる。
それが、冒頭の発言に繋がった、そもそもの出来事。
パートナーに対して、日頃から言葉のチョイスで悲しくなることはある。あった。
でも、私もきっと誰かにとってはそうなのかもしれない。そう思いながらも今回はさすがに泣きたくなった。
生理痛を見越して次月の希望休をいれなさいと言った元上司に対して、それを自分の奥様に言えますか?とがっくりしたけれど、今回はそのがっかりに似ている。
性別の違いでどうしても体験できないことはある。
同性ですら、生理に関しては痛みの有無だとかPMSとか個人間で差異が大きい。
結局、これもまた気遣いだとか思いやりになってくるのかな。
察して!ばかりはダメだし、柔らかく伝えれることができたら良かったのだろうか。
答えがでなくてぐるぐるする。
とりあえず、私も言葉は大事にしよう。
改めて思う出来事だった。
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