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あの結末を知る安心感の話。

ざわざわとした春のおともにドラえもんはいかが?

先が見えない状況のなかで、結末がわかっている冒険は安心感と包容力がすごい。

※※※

季節の変わり目ごとに、不安定になる。
それは私も仕事で接してきた人たちも似ていて、一時はざわつく空気に季節が変わるなあなんて変な感慨を抱いていた。

たぶん去年の春なんだけれど、あまりに落ち着かなくて主治医に相談した。
「普通の人でも不安になる季節なんだから、そりゃそうだよ」
いつもなら、私は普通じゃないんかい!と内心で思ったかもしれないけれど、その時は(なんだそうか。なら仕方ない)と思って、漠然と安心した記憶がある。

春は強力。なんかパワーが溢れすぎて、冬から解き放たれた解放感からついつられて、新しい環境だとか状況のなかで無理を無理と気付かない。だから五月に疲れるんだというのは、近頃いろんなところで聞く話。

とりあえず春のせいにして、のんびりやり過ごせ。
そんな教訓も、今の世界では難しい。

あのウイルスのこと以外を考えようとするんだけど、日がな一日どこでも奴のニュースはついてくる。影か。お前は影なのか。

今年の春は、なんだかするりとすり抜けるように始まって、穀雨が過ぎたのに何故かまだ時々寒い。

新しいものに触れる機会も気力も減っているから、ただひたすらにドラえもん(映画)をアマプラで流す日々。
現状を報告したら身内に言われた。

「いつもどおりじゃないか」

なるほど、私は何気なく自分を守っていたようだ。気が塞ぐとドラえもん(映画)に走っている。

為になる情報も提供できないし、ドラえもんお勧めしようかな。
ちなみに今日は『夢幻三剣士』を2周しましたよ。

という1日である。

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