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みらい・未来・望来。娘(望来)が語った将来の夢。当時、人生二毛作目の12歳。

黒船と言われたiPhoneが上陸してから越境と共創で新しい価値創造に取り組み始めた結果、今は巡り巡って「NEC未来創造会議」というプロジェクトを担当しています。今から30年後、2050年の“人が生きる、豊かに生きる”社会像を構想するプロジェクト。娘の名前も「望来」(みらい)。僕のライフワークは「みらい」なのかもしれません。

未来でなく、望来と命名した娘

娘が誕生して命名する時、最初は「未来」を予定していましたが、字画が悪いということで再考することに。「みらい」という名前を調べ直して見つけた「望来」。予定していた名前(表記)とは違いますが、「望来」を見つけた瞬間、当時、ケータイの商品企画を担当していたこともあり、僕の娘っぽい名前だなぁと感謝しました。

未知が来る「未来」ではなく、自らが望んだ世界が来る「望来」。未来は自分が望み、自分で作るもの。

利己(自分事)から利他(自分たち事)へ

娘(望来)が誕生したのは2005年。黒船と言われるiPhoneが上陸する2008年より3年前。iPhoneが上陸してからは越境や共創で新しい価値づくりに取り組み始めましたが、辿り着いた見解の一つが「自分のためが、誰かのためになる」ということ。価値づくりで大切なのは、自分事が自分たち事になり、会社事・地域事・社会事になるということ。理由は、誰かのため(利他)を優先してしまうと疲弊してしまうから。だからこそ、常に主語を自分にすることを意識しています。

NEC未来創造会議で導出した“人が生きる、豊かに生きる”未来像のコンセプト「意志共鳴型社会」も同様に自分(利己)を起点にしています。

娘が小学校の卒業式で語った将来像

企業間フューチャーセンターや「こすぎの大学」などを通じて新しい価値創造に取り組み、時折、娘も一緒に活動する機会があったのが理由なのかは定かではありませんが、娘が小学校の卒業式で語った「将来の夢」に感動しました。

卒業証書授与の時に卒業生が一人ずつ将来の夢を壇上で語ります。男の子はサッカー選手、女の子はデザイナーなど具体的な職業を夢として語る中、娘の順番に。どのような夢を語るのだろうと思っていたら「自分の大好きなことで色々な人を笑顔にする大人になりたいです」とのこと。

僕が大切にしている「自分のためが、誰かのためになる」。自らの言葉で「みらい」を語った娘(望来)。望来と命名し、望来な感じで成長していることに感極まりました。

みらい・未来・望来から学んだこと

パーソナル・コンピュータの父と呼ばれるアラン・ケイ(Alan Kay)氏の「未来を予測する最も確実な方法は、それを発明することだ」という名言があります。未来は自分が望み、自分で作るもの。未来を想像(Imagination)し、未来を創造(Creation)していくことを忘れずに、これからも娘(望来)と共に歩んでいきます。

オマケ

人生100年時代、人生三毛作。人生100年を3等分するならば、一毛作=33年。人生一毛作目の娘と、人生二毛作目の僕が同級生という不思議さ。

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