岡本克彦(オカポン)

公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。人生100年時代、人生三毛作。現在、人生二…

岡本克彦(オカポン)

公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。人生100年時代、人生三毛作。現在、人生二毛作目を満喫中。公私を融合させた「働き方」や「楽しみ方」を模索している日々です。 https://www.katuhiko0821.com/

マガジン

  • こすぎの大学

  • NEC未来創造会議

  • サステナビリティカタリスト

    NECを中退して「パーパスブランディング」「サステナビリティ」「人材育成」「地域デザイン」に注力すべく、2022年7月よりサステナビリティカタリストとして活動し始めました。

  • コモンズプロジェクト

    コミュニティ運営のノウハウを言語化・共有化する第1期コモンズプロジェクトのマガジン。

  • 49歳と10か月。会社を中退しました。

    人生100年時代。2022年6月、ハーフセンチュリーとなる50歳の誕生日を2か月後に控えて、1995年に入社以来勤務し続けてきたNECグループを「中退」「退社」しました。卒業でなく、中退。退職でなく、退社。転職活動を通じて自分のやりたいことが明確になった2022年。そんな活動記録のマガジンです。

最近の記事

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転職活動を機に考えた「人生の二毛作目に自分がやりたいこと」

人生100年時代、人生三毛作。一毛作=33年とすると、現在、49歳の僕は人生二毛作目の16歳(高校2年生)。転職活動を機に考えた「二毛作目に自分がやりたいこと」。 転職活動を通じて改めて考えたこと、拠り所にしたこと、経験したことなどの7つのエピソードを通じて自分のやりたいことが明確になりました。僕を知っている人からするとこれまでと同じでは?と思われるはずですが、僕の中では言語化して明確になったことがうれしくって。 あと2か月で50歳という節目を迎えます。人生100年時代の折

    • 2024年の目標「誰もがプロセスに関与できる場づくり」

      毎年、1年間の目標を掲げています。「一年の計は元旦にあり」と言いますが、僕は年末に一年を振り返らないこともあり、毎年1月下旬に目標を掲げているのですが、今年は師走感が長引いて3月末の目標設定となりました...。 2023年の目標と活動昨年(2023年)の目標は「解像度を上げる」でした。 一昨年(2022年)にNECを中退する際に4つの活動領域を設定しました。 やりたいことを言語化する「パーパスブランディング」 仲間と一緒に学ぶ「人材育成」 半径5メートルで実験する「

      • 伴走支援で必要となる「我慢」。我慢は「信頼」。

        昨年11月23日のヒラメキLabからスタートした「川崎ワカモノ未来PROJECT」。高校生たちが川崎をフィールドにして大学生や地域の大人たちに伴走支援してもらいながらマイプロジェクトに取り組む。先週、2月11日のハナサクPresentationで成果発表をし、一つの区切りを迎えました。わずか2か月半でしたが、参加した高校生たちのアクションはすばらしく、本当に2か月半の成果なのか?と驚くばかりでした。 高校生を伴走支援した大学生や地域の大人たちと、高校生でなく、自分を主語にし

        • 分かち合えないことを前提にする

          2/9(金)のこすぎの大学は、3年前(2021年)、中原区役所主催「井戸端カイギ3.0」でご一緒した橋口亜希子さんが先生役。テーマは「武蔵小杉でそのママでいい」。発達障害のお子様に加えて、保護者も当事者という話。「親が変われば子どもが変わる」でなく、「親を支えれば子どもも変わる」という当事者だからこその重みのある言葉。 スライドはワークショップの問い。 橋口亜希子さんの話を聞いて そのままの自分でいる、 そのままの相手を受け止める には、どうすればいいでしょうか。 僕自

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        転職活動を機に考えた「人生の二毛作目に自分がやりたいこと」

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        • 川崎市議会に行こう!
          7本

        記事

          こんな非営利団体はイヤだ

          2月に登壇した「NPO営業力基礎セミナー」。営業が不得意な僕が話題提供するのも不思議な感じですが、「営業=仲間づくり」という観点で、こすぎの大学などを通じての事例や経験談を紹介。 「こんな非営利団体はイヤだ」と題して、営業活動、対価(報酬)、活動資金の3つの観点で紹介。 以下は一部。 【営業活動】 ●Will>Need 自分(たち)だけが正しいと思い込み、正しさをグイグイと訴えてくる。相手の話を聞かない。 【対価(報酬)】 ●ボランティア前提「善意の搾取」 ボランテ

          こんな非営利団体はイヤだ

          自己肯定感と自己正当化

          先週末のコミュニティフォーラムや一昨日の大阪大学 千葉泉さんの最終講義を受講したりして再認識したこと。 大阪大学 千葉泉さんが提唱する弱さを分かち合う「語り合い」。 「会話」「議論」「対話」に続く「語り合い」。 自分の弱さを語り合うことで相手との相互理解・相互信頼が生まれる。逆説的に言うと、自分の強さだけを主張して語り合えなかったり、脊髄反射的な一方通行な言動が分断・対立を生む。 語り合うことで育まれる相手への寛容さと自己肯定感。 自己肯定感と自己正当化は違う。「肯定」

          自己肯定感と自己正当化

          ブランディングとイノベーション

          2022年6月にNECを中退した後、2022年7月からはフリーランスとして活動しています。NEC時代も兼業をしていたため、大きくライフスタイルが変化した訳ではなく、退職(=仕事を辞めた)でなく、退社(=会社を辞めた)という心境でしたし、今もそのスタンスは変わりません。 2022年7月以降、メインでお世話になったのがブランドコンサルティングを事業とする株式会社フォワード(現、株式会社バイウィル)。サステナビリティブランディングのメニュー開発、パーパス・バリューの策定・社内浸透

          ブランディングとイノベーション

          普通ってなんだろう

          高校生のマイプロジェクトを叶える「川崎ワカモノ未来PROJECT」。2019年度から地域メンターとして関わり、2023年度からは事務局として今まで以上に活動にコミットし始めました。 事務局として企画したトークイベント「普通ってなんだろう」について振り返ります。 川崎ワカモノ未来PROJECTトークイベント「普通ってなんだろう」川崎ワカモノ未来PROJECT2023。11月23日にヒラメキLabでキックオフをし、12月2日はカワプロCafe(全5回)の初日。 参加高校生たち

          普通ってなんだろう

          2023年を振り返る|しくじりコモンズラボゲーム

          コミュニティ活動に関わることの楽しさやしくじり(悩みや失敗)を分かち合いながらコミュニティへの愛着や誇りを共有する「しくじりコモンズラボゲーム」。昨年(2022年)のプロジェクトを経て開発し、今年8月に100セットを量産化。おかげさまで本日までに68セットをお渡しできました。当初はウチの一部屋が潰れてしまいそうだったのですが、今はクローゼットの中にしまえるボリュームになりました。よかった...。 しくじりコモンズラボゲーム自助・共助・公助のバランスを取り戻すためには共助(N

          2023年を振り返る|しくじりコモンズラボゲーム

          2023年を振り返る|解像度を上げる

          毎年掲げている目標。今年の目標は「解像度を上げる」でした。 毎年、Facebookに投稿しているものの、不安だったのか、先行きが不透明すぎたためか、心に迷いがあって今年の目標は投稿できず終いでした…。 NECを中退する際に設定した4つの活動領域昨年にNECを中退する際に設定した4つの活動領域。 やりたいことを言語化する「パーパスブランディング」 仲間と一緒に学ぶ「人材育成」 半径5メートルで実験する「地域デザイン」 柔軟に実践し続ける「サステナビリティ」 2022

          2023年を振り返る|解像度を上げる

          5年ぶりに100Km歩け歩け大会に参加した理由

          2018年以来、5年ぶりの三河湾チャリティ100Km歩け歩け大会。今回で8回目。2012年の初参加時は52Km、リベンジの2回目も89kmでギブアップ、3回目のチャレンジでようやく初完歩。 毎年チャレンジしていたものの、2019年は仕事が例年以上に佳境のため見送り、その後はコロナ禍のため、大会自体が中止。そして、再開した今年。今年も仕事などを理由(言い訳)に見送ろうとしたものの、幾つかの前向きな理由で参加を決意。 今年も例年同様に途中で何度もギブアップしようと思いながらもなん

          5年ぶりに100Km歩け歩け大会に参加した理由

          コミュニティ活動に参加した原体験と実現したい世界観

          CRファクトリーさん主催「第2回相互研鑽ネットワークギャザリング」に参加。 アフターコロナでリアルイベントも再開し始めている中、改めて、自分がコミュニティに参加した原体験、現代社会における課題や問題、実現したい世界観を対話しました。 コミュニティに参加した原体験10周年を迎えたこすぎの大学。僕がこすぎの大学をスタートしたきっかけは、自分が住む街(武蔵小杉)に知人・友人が一人もいなくて虚無感を抱いたこと...。 こすぎの大学をスタートして多くの友人・仲間ができ、僕の武蔵小杉

          コミュニティ活動に参加した原体験と実現したい世界観

          こすぎの大学、10周年

          2013年9月に開校した「こすぎの大学」。みなさんのご支援・ご協力のおかげで10周年を迎えることができました。ありがとうございます。 130回目となる10周年の節目の授業で初めて先生役をし、こすぎの大学の10年を振り返ると共に、僕自身がこすぎの大学を通じて変化したライフスタイル、コミュニティの価値をお話ししました。 こすぎの大学の10年を振り返る 毎月第2金曜日の夜に開催。毎月1回の開催でサザエさんや水戸黄門みたいにテンプレート(型)があることもあり、毎月毎月での変化には気

          こすぎの大学、10周年

          2023年の目標「解像度を上げる」

          毎年、1年間の目標を掲げています。「一年の計は元旦にあり」と言いますが、僕は年末に一年を振り返らないこともあり、毎年1月下旬に目標を掲げているのですが、昨年に続いて2年連続で2月の目標設定となりました...。 2022年の目標と活動昨年(2022年)は「遠回りで面倒くさい道を歩む」でした。 人生100年時代、節目となる50歳を迎えた昨年。NEC未来創造会議で大阿闍梨 塩沼亮潤さんが語ってくれた言葉。 高校生や大学生への講義や企業研修で引用する機会が多かったにも関わらず、

          2023年の目標「解像度を上げる」

          武蔵野美術大学の卒業・修了制作展

          武蔵野美術大学の卒業・修了制作展。 4年前から武蔵美のクリエイティブイノベーション学科に入学予定の生徒たちのインタビューを受けています。入学後にインタビュー結果を発表。こすぎの大学の活動を紹介し、新丸子・武蔵小杉・元住吉を親子3世代で表現してくれた学生もいました。新丸子が祖父母、元住吉が父母、武蔵小杉が成長期の子ども。 今週も今年4月に入学予定の3名のインタビューを受けて、一人は新型コロナウィルスの中、国際色豊な高校で3年間を過ごした経験を活かして寂れる自分が住む街をグロ

          武蔵野美術大学の卒業・修了制作展

          第1期コモンズプロジェクトのまとめ

          2022年1月〜12月まで取り組んできた第1期コモンズプロジェクトのまとめです。コモンズプロジェクトのnoteからの転載ですが、記録として個人用noteにも掲載します。 プロジェクト実施の背景コロナ禍で浮き彫りになった自助と公助の分断を克服するには共助(コミュニティ)がHUB(仲介)・CORE(中核)になる必要があります。ただし、一つひとつのコミュニティの力は小さいですし、大きな責任を負わせてしまうと崩壊してしまいます。コミュニティ同士が緩やかに連携することで大きな力になり

          第1期コモンズプロジェクトのまとめ