髙山俊の年度別成績を振り返る
こんにちは！かったーです！
今回はプロ野球選手の年度別成績まとめをお送りします。
第45回目は阪神タイガースの髙山俊選手です！
この企画はプロ野球選手に対して、ファンがなんとなく持っているイメージと実際の数字を照らし合わせて、より正確にその選手を理解しようという企画です。
前回の選手はこちらです↓
注：成績はこちらを参考にしています。
それではいってみましょう。
プロフィール
髙山俊（たかやま しゅん）
ポジション：外野手
投打：右投左打
身長：181cm
体重：87kg
生年月日：1993年4月18日
経歴：日大三高→明治大
ドラフト：2015年ドラフト1位
2016年
打率：.275
試合：134
安打：136
本塁打：8
打点：65
三振：109
四球：27
盗塁：5
出塁率：.316
長打率：.391
OPS：.707
得点圏：.377
失策：6
2017年
打率：.250
試合：103
安打：82
本塁打：6
打点：24
三振：77
四球：21
盗塁：6
出塁率：.300
長打率：.369
OPS：.669
得点圏：.185
失策：2
2018年
打率：.172
試合：45
安打：22
本塁打：1
打点：14
三振：22
四球：4
盗塁：0
出塁率：.201
長打率：.234
OPS：.436
得点圏：.323
失策：1
2019年
打率：.269
試合：105
安打：73
本塁打：5
打点：29
三振：56
四球：24
盗塁：9
出塁率：.336
長打率：.369
OPS：.705
得点圏：.250
失策：1
2020年
打率：.152
試合：42
安打：7
本塁打：0
打点：3
三振：10
四球：3
盗塁：1
出塁率：.216
長打率：.217
OPS：.433
得点圏：.222
失策：0
2021年（2軍成績）
打率：.202
試合：95
安打：65
本塁打：3
打点：23
三振：45
四球：24
盗塁：8
出塁率：.261
長打率：.283
OPS：.545
得点圏：.180
失策：5
感想
復活待たれる2016年の新人王です。
1年目の2016年に1番レフトで開幕スタメンを勝ち取ると、初打席でレフト前ヒットを放ちます。
超変革を掲げた金本政権の1年目の開幕戦がルーキーのプロ初ヒットから始まったことで非常にワクワクしたことを覚えています。
この年はその後も1番・3番で起用され、最終的に134試合 .275 8本塁打 65打点の成績を残し新人王に輝きます。
しかしその後は年々成績を下げていき、近本選手・佐藤選手といった強力なライバルの出現により出場機会すらも得られなくなっていきます。
2021年には1軍出場なしに終わり、プロ野球選手としての正念場を迎えています。
2軍でもチームで最も多くの打席を与えてもらいながら、打率.202と結果を残すことはできていません。
ここまで苦しむ要因はどこにあるのでしょうか。
よく取り上げられるのが2年目に長打を増やそうとしたことが原因で打撃フォームを崩したというものです。
私は素人なので打撃フォームの詳しいことは分かりませんが、一度崩れたものを戻す作業は非常に難しいんだということが伝わってきます。
ただ長打を増やそうとする試み自体は悪いものではなかったと考えています。
というのも新人王を獲得した2016年の髙山選手の成績は新人としては申し分のない成績ですが、長年レギュラーを張るには物足りないものだと思います。
加えて、髙山選手は守備・走塁面で大きな活躍ができるタイプではありません。
となると打率だけを追い求めるスタンスではどのみち長くレギュラーは張れなかったと思います。
1年目が終わった時点で「守備走塁は得意じゃなくて長打がない打率.350の選手」を目指させるよりも「守備走塁は得意じゃないけど甲子園を本拠地に打率.300 20本は打てる選手」を目指させるのは自然な流れなように感じます。
髙山選手の未来をここからは考えていきます。
2軍であの成績のままでは到底1軍に上がってくることはできないと思います。
まずはキャンプ・オープン戦・2軍でヒットを量産するところから始まります。
少しラッキーなのがサンズ選手の退団・佐藤選手の後半戦の不振により、2022年の阪神は両翼の選手が決まっていません。
ただロハス選手・佐藤選手・小野寺選手・島田選手・陽川選手・原口選手・江越選手・豊田選手といった両翼を争う選手は沢山います。
2021年に1軍で試合に出場していた選手がほとんどなので、ここに割り込むためにはかなりのアピールが必要です。
なんとか1軍に滑り込み代打で存在感を見せることが2022年シーズンの最初の目標になると思います。
復活の兆しをみせてもらいましょう！
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