◆オーディトリーニューロパシー(34):ASSR(聴性定常反応)

・都内の病院でASSRという脳波検査を受けた。ABRの時と同じくベッドに寝て音を聞くだけ。今回は眼はつぶっていても眠らないようにと言われた。頑張っていられたのははじめのうちで途中すっかり眠ってしまった。だいじょうぶですよと言われたが…。
・結果、通常の純音聴力検査(なぜかほぼ正常という結果になってしまう)との乖離が大きかった。これで私の聴力の閾値が推定できて、補聴器の適切な調整に使えると思ったのに残念!
右耳:500HZ90dB、1000Hz60dB、2000Hz70dB、4000Hz50dB
左耳:500Hzスケールアウト、1000Hz60dB、2000Hz80dB、4000Hz80dB
・主治医の先生はもっと結果が悪いだろうと予測していたらしい。蝸牛神経のところでの神経の発火がうまくいっていなくて、その先には問題がないのに情報伝達がうまくいっていないと。うまく届いていないことがASSRの悪い結果として反映しているのだと理解した。
・わたしがどんな聞こえ方をしているのか、クリアに測れる検査がないので試行錯誤で調べてもらっている。わたしの検査結果を見るたびにどんどん疑問が湧くと先生が言っていた(笑 「わかりません」でほっぽらかす先生じゃなくてほんとによかった。なぜこんな聞こえ方になるのか自分も気になってしょうがないので、これ以上やることない、という段階までとことん調べてもらおうと思う。調べた結果が新たな評価方法につながればうれしいし。ゼロじゃないけどレアなケースと言われたので、データが蓄積したら論文にしていただければ(笑
・補聴器試用レポ提出。補聴器がうまく使えていないというよろこばしくない報告なので、せめて楽しく(?)先生に読んでもらおうと思い、ドラッグストアで知らないおやじに怒鳴られた件とかマガーク効果がわからない件などいろいろ面白おかしくつづる。
・補聴器相談。こちらも探り探りで低音をちょっとだけ音を上げてもらった。
・次回は2週間後に別な刺激音を用いた検査

(2018年8月3日)

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