見出し画像

私の左睾丸は大きい 2

諸君、お久しぶりです。あの(自分の中では)衝撃な記事からはや1ヶ月、激闘の1ヶ月でした。

さて、今日は大きい病院受診編になります。

前回の記事では左の睾丸(金玉)が大きい理由は病気の所為だと言うことが分かりました。

ではどのような病気なのか?Wikipediaをポチりながら私なりに解釈してみました。(本業の方、添削よろしくお願いします)

まず病名としては

「精索静脈瘤」

となっており、精索ってそもそもなんだよ?って思われる方も多いかと思います。

精索とは 精管、約4mmの血管、神経、リンパ管などをおおう3層構造の膜である。精索の直径は約1cmの索状構造である。(Wikipediaより抜粋)

とされておりなんのこっちゃって話なんですが、簡単に言うと金玉に続く道だと解釈しました。

では静脈瘤って? 

静脈瘤は何らかの理由で血管内に血液がうっ血(血が溜まる)こととされているようです。

つまるところ

金玉へ続く血管の、血液の流れが良くない、と言う話です。

血液が溜まることにより血管に瘤(こぶ)ができ、それがボコボコと私の金玉を大きくしているということなんですね。

ではこの精索静脈瘤があると何が起こるのか

第一に「不妊」です。

これは私も衝撃でしたが、そもそもこの病気自体男性の15%にあると言われており、男性の不妊症の40%はこの病気が原因と言われています。

流石の僕も使う予定はありませんが、先生より貴方は種がないかも、と言われると中々来るものがありました。

次に「痛み」です。

前回の記事でも述べましたが、私は定期的な金玉の痛みを男性共通の物だと思っていました。

日によっては椅子に座るだけで激痛が走ることもあり、男性の生理痛的な物だよな…と勝手に理由付けて納得していました。馬鹿ですね。馬鹿金玉。

以上二つが大きな症状とされており、不妊に関しては今後の将来の為にも深刻な話になります。

前置きが長くなりましたが、紹介状を持ち、いざ大きい病院へ受診することとなりました。

受付をし、診察室前で順番を待つこと20分。

周りが7.80代の男性が多く、1人だけ浮いてる感は否めませんでした。隅の方で縮こまっていると名前を呼ばれいざ診察。

紹介状を読み何点か質問

職業、いつから痛むのか、大きさを自覚したのはいつからか…etc

包茎かどうかは紹介状になしと書かれていたので包茎なしで入力されました、僕は嘘つきです。

次にいざ視診、慣れた物で一瞬で晒される私の金玉達

「ありゃ、こりゃすごいね〜」

とお褒めの言葉、すごいんです、僕の金玉は。

皮は事前に剥いた。

次に念のためエコー(超音波検査)を撮ると言うことで大きい機械が登場。

ここで大きなアクシデントが起こる、先生が機械の使い方がいまいち分かっていないのである。

やめろ、応援を呼ぶのはやめろ…!俺の金玉を見るのはアンタ、先生だけで良いんだよ…!

願い虚しく、応援に駆けつけたのは看護師…ではなく若い事務員。

なんでだよぉぉぉぉおおお!!

迫真の心の叫び、もうなるようになれ。

図らずも私は間接的に若い女性に対して陰部を見せつけてしまったのである。

目の前で機械を触る2人、下半身露出し横たわる23歳。

なんなのだこれは!どうすれば良いのだ!?

不可幸力、いや不可抗力である。これには私の金玉もVaundy。

話が逸れました。エコーの結果からも間違いなく精索静脈瘤だということ。

エコーで分かる、触って分かる、見て分かるの三段階評価で堂々のグレード3を頂いた私の左睾丸。

ここでまた驚いたのが念のため見ていた右の睾丸にもグレード1のわずかな静脈瘤があるということだ。

こちらは悪さをする様子もない為今は放置となった。

とにかく、左の睾丸に対して外科的な治療が必要なのは間違いないため、近いうちにオペを行うという話になった。

オペをすると前述した二つの症状はほぼ改善するらしいが、痛みに関してはもしかしたら治らない時もあるらしい。

女性諸君にはあまりピンとこないと思うが金玉は呼吸するが如く、動くのである。

先生の話を勝手に要約すると、金玉を動かす膜があり、それが縮むことによりオペをしても痛みが起こるかもしれない、ということだ。

あくまでもかもの話であるため痛みが起こらない可能性もある。もし完全に痛みを無くすのであれば膜を切るオペもあると。

膜を切るとどうなるのですか?との問いに対し、動くことが無くなるとのことだ。

男性諸君、冬の寒い夕方に外出から帰ってきて便座に座るのを想像してほしい。

あまりの寒さに縮こまる息子と金玉が想像できたであろうか?あの状態で息子だけ縮こまり、金玉はでろーん、と垂れ下がるのである。

つまり膜を切ってしまうと私の金玉は一生力なく垂れたまま、ということである。

さしずめ、翼を失った鳥、ラケットを失くした卓球部、エラを失くした魚と言ったところである(何?)

私は膜を残す決断をした、例え痛みが残ったとしても…

オペの日程を決め、私は病院を後にした。

二度と、二度と翼とラケットとエラを失わないと心に誓いながら…

(何?)

次回 激闘オペ決戦編 お楽しみに。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?