【ロードバイク】名機st4600シフトレバー

現在リムブレーキフレームに組んでいるのは105のシフター。

5600シリーズであるのだが、こちらの左シフターがジャンク品。空うちが酷いというものであった。

まぁそれでも右左と前後ディレイラーセットで一万を切っていた。安いと思い購入し、組んだのだが。

想像の百倍空うちが酷かった。
あと3速兼用みたいなやつなーんか変。

仕方がないので別の品を探すものの、まぁそもそもヘラヘラ走るだけなのでフロントシングル扱いでも良いぐらい。でも気になるものは気になるので出会いを待つ。したっけ見つけたのが名機st4600。ずっと欲しかった。

シフトワイヤーが横出しになった1番最後の品。デュラやアルテで言えば7800、6600。それより後に出たtiagraグレード。トップの技術を下ろした品であり、ここら辺の105グレードから触覚と言われるシフトワイヤー出口は無くなった。

この横っちょの穴からシフトワイヤーが出る。そうする事でワイヤーの角度に無理が出ず、変速は非常に軽い。ワイヤーに負担もかからないから寿命も長持ち。本当にルーティングが楽なんだな。

片側250gほど。

重さ的には軽い部類ではないかもしれない。そして見た目の好き嫌いはあるものの私はこの触覚スタイルが結構好きだ。当時はこのスタイルが嫌いですぐ買えてしまったけどなんだかんだ組む時が楽だったし、メンテも楽だった。触って煩わしいものも愛らしいけど、楽に越したことはないのが本音。その際たるが電動コンポーネントなのだけど。あれはちょっと予算オーバー。

ブラケットの根本は細く、見た目とは裏腹にカンパニョーロエルゴパワーのような握りやすさがある。もちろん最近のシマノのシフトレバーはよく考えられているがこの品だってよくできている。少し無骨かもしれんがそれはそれでブラケット根本以外にもいろんな握り方ができるというもの。インジケーターはおまけみたいなものだ。

左右完動品で5000円くらい。お得。傷はあるが表面の傷は大した問題ではないそこは使ってればいつかできる傷だから遅いか早いかの違いだ。

ブレーキのかけやすさは癖があるがそれもレース領域でなければ十二分にロードバイクの楽しさを満喫できる。

しかし、パーツが手元に届くと他のことを考えてしまうのが人間の悲しい性。
リムバイクはウイングシフターを使ってフロントシングル、純粋にだらだらに特化したバイクを組むのもありかもしれない。なんて考えたがこのパーツが壊れたら考えようか。そうしよう。