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wevox values cardの使い方

先週開催されました、PxTX | 日本最大級のチームリーダーカンファレンスのワークショップでも使用され、またノベルティとしても配布されたwevox valuses cardですが、 入手された皆さん、どのように使われていますでしょうか?
外箱に記載されている「使い方ガイド」、また以下の公式ページで、「自分自身の価値観と相互理解」「テーマに関する価値観と相互理解」のワークの使い方が説明されていますので、こちらを参考に使われている方が多いかと思います。

wevox valuses cardが購入できるようになりました!


私は今回の配布以前よりwevox valuses cardを使わせていただく機会がありまして、「コミュニケーション」を目的としたワークショップの中でも、このwevox valuses cardを利用していました。(以下記事参照ください)

また、このワークショップ以外でも各所で利用していますので、参考として、私がこれまでに利用したシーンと、そのシーンにおける使い方を紹介したいと思います。


初めて会った人との自己紹介

初めて会った方と自己紹介する時に少し時間が取れるようであれば、「ちょっとやってみませんか?」という感じで「お互いの価値感を知る」目的で実施してみると、短時間で相互理解を深めることが可能となります。
実際に初めて2人で会った方と自己紹介もそこそこにそれを行ったことで、その後の会話がとてもスムーズに進んだことが何度かあります。
とはいえ、初対面の方にいきなり自分の「価値感」についてオープンにするのは心理的なハードルが高いところもありますので、実際に会うまでのやり取りであったり、その場での相手の様子を見つつ、どのタイミングで持ちかけるか、または今回はやめておくのか、といったことは判断が必要かなとは思います。

チームメンバーとの他己紹介

基本ルールとして「自分自身の価値観と相互理解」のワークでの使い方が共有されていますが、そのアレンジとして、自分ではなく他者の価値感にあったカードを選別することで、その相手が他者からどのように見えているかを伝えるワークを行いました。
チームメンバー内で、自分ではなく、隣の人がどんな価値感を持っているだろう?と想像しながら相手の価値感に近いカードを考え、最後になぜその価値感を残したかを説明します。
それによって、自分がチームメンバーからどのように見えていたかを知ることができます。
ここでのポイントはチームメンバー内で行うことで、他己紹介した相手だけではなく、他のチームメンバーからの見え方も知ることができるので、ぜひチームメンバーで行ってみてほしいワークです。

ワークショップ後のふりかえり

ワークショップ後のふりかえりを行う時に例えば、ワークショップで行ったワークの時系列ごとに当てはまる価値感(カード)を選択し、その価値感(カード)を選んだ理由を参加者に共有する、または自己内省して書きだしてみる、というようにふりかえりに使うこともできます。
私はボードゲームを使ったワークショップの際に、ボードゲームのプレイ後にふりかえりとして何度か実施していますが、その際のボードゲームのプレイをテーマにすることで、プレイスタイルの理由を知るきっかけとすることが可能となります。

ファシリテーションのポイント

基本ルールは共有されていますが、こういったツールはその場にあわせて適宜アレンジすることで、場への参加を増幅させたり、深めることが可能ですので、そういったファシリテーションのポイントを共有してみます。

・人数が多い場合は枚数を配る枚数を減らした方がバランスよく感じる(例:5〜7人の場合、3枚に)
・短時間で実施する場合は枚数を減らした方が時間内に終えることができる(例:15分くらいで実施の場合、3枚に)
・場の様子にあわせてめくる(入れ替える)カードの枚数を調整する(7枚くらいがちょうどいい感じ)
・自分の価値観を探った後に他者の価値観を探るとさらにチームとして深まる(例:隣の人が大事にする価値観を考える)


ここで挙げた以外にも様々な使い方があるかと思いますので、「こんな使い方あるよ!」「こんな感じで使ったよ!」というものあれば教えてもらえると嬉しいです!


コーヒーを飲みながら書いていることが多いので、サポートいただけたらコーヒー代として使わせていただきます!