ドンカツゴリ

ドンカツゴリ

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主婦の道は、鬼の道2

第26話 一方その頃、がおは、、。商店街で食材や、必需品の買い物をしていた。ガオが買い物に来ると、精肉店のおじさんは、いつもサービスで多めにお肉をくれ、八百屋のおばちゃんは、みかんをくれた。これも主婦の腕なのか、、。商店街を後にし、がおが家に着くと、夕飯の準備を始める。その20分後、子供達とびっちが一緒に帰ってきた。がおは笑顔で「おかえり!!」と出迎えた。 第27話 ある日、たつのりは1人で散歩していた。すると前から、カリンとひながおしゃべりしながらこっちに向かって来た。た

    • 主婦の道は、鬼の道

      第1話 今ここで、戦争が行われようとしている。戦争の始まりは15:00。続々と戦場に現れる戦士達。始まりまでは残り1分。その時、多くいる戦士の後ろから何者かが現れた。この可憐な戦士、名を「がお」という。 第2話 アナログ時計の秒針が14時59分50秒を指そうとしている。その時、「それでは、今から開始します!!」と男の声が響く。その合図と同時に戦士たちは、袋を手に取り、台に山のように積まれたジャガイモを、袋に詰め込み始めた。そう、これは、ただのスーパーのタイムセールだ。 第

      • バーテンダーめめ 2章2

        30話 カツゴリが屋上に上がっていった数秒後、また扉がガチャンと開いた。すると扉の隙間から、「おてもと」の文字がスーっと出てきた。それを見ためめは、扉の前まで行き「ありがとうございます、、。」と割り箸を受け取った。 31話 その日の放課後、めめはもう一度お礼を言おうと、カツゴリのクラスに訪れ、教室を覗いていた。すると後ろから「ん?一年生?どうしたのー?」と誰かが声をかけてきた。振り向くとそこにいたのは、、。 32話 めめに声をかけてきたのは、みらぽだった。みらぽは、カツゴ

        • バーテンダーめめ 2章

          25話 ここはビルの森に埋れ、地下でひっそりと営業しているお店「アイズBar」。今日もめめは大忙しの様子。カランカランとお店の扉が開く音がする。「1人入れますか?」と中年の男性。その男性は、カウンターの席に座ると、すぐに話し出す、「久しぶりだな、めめ」。 26話 ひと目見てめめは、その男が誰なのか、すぐに分かった。「おるたな先生!!!!」とめめが驚き大きな声を出すと、おるたなは「お前、ここBarだろ?店員がうるさくてどうすんだよ。」と笑いながらカウンターに座る。そしておるた

        主婦の道は、鬼の道2

          100回目のダイヤモンド⑨

          60話 試合当日。カツゴリは、みらぽとの約束を胸に、試合に挑んだ。試合開始。みらぽはカツゴリの勝利を願って応援した。先制点は相手チームが取る。だが、カツゴリがチームを引っ張り、チームのモチベーションをあげ、やっとの事で同点に追いつく。そして試合も終盤になった頃、鈍い音が会場に響いた。 61話 試合後の夜、カツゴリは、薄暗い病室のベッドにいた。そして試合結果は、負けてしまった。3時間前の事、試合会場に鈍い音が響く。そこに倒れているのはカツゴリだ。みらぽは、すぐに駆け寄った。カ

          100回目のダイヤモンド⑨

          100回目のダイヤモンド⑧

          50話 みらぽとの約束の日、2人は地元にある小さくはないが、大きいとも言えない駅の改札の前で12時に待ち合わせをした。カツゴリはランチを食べながらみらぽの話を懸命に聞く。一通り話したみらぽはスッキリしたのか、少し元気を取り戻し、食事を済ませた2人はお店を出た。カツゴリが歩き出そうとした時、みらぽがカツゴリの袖口をつまんで、ぼそっと言った「ちょっと行きたいところがあるんだけど」 51話 2人は、駅前を通り、飲み屋街を通りそしてホテル街。カツゴリは心の中で「え、まさか。」と思っ

          100回目のダイヤモンド⑧

          100回目のダイヤモンド⑦

          40話 ゆっきーは塀の外で機械を積んだトラックで、けいとぅんとなっちゅんは前よりも強化された塀や警備員を楽々と越え、レーザーの廊下にたどり着き、ゆっきーのGOサインを待つ。なっちゅんは一度ここで危ない目にあった時の悪いイメージがどうしても頭から追い出すことが出来ず、なっちゅんの手は震えていた。けいとぅんはその手を握り、「僕たちの愛は誰にも邪魔できないんでしょ?それを証明しよう!!」と言った。 41話 ゆっきーからのGOサイン!!2人は息を合わせレーザーをくぐり抜ける。もうす

          100回目のダイヤモンド⑦

          100回目のダイヤモンド⑥

          第31話 王の座は神々しく輝く部屋にあり。王の座の後ろの壁には大きなホルス神とセト神が描かれている。それに圧倒されたなっちゅんは、一瞬、固まる。硬直が解けた後、王の座に目をやると、誰かが座っている。そう、エジプトの王「ファラオ」が鎮座している。ファラオは問う。「お主に、この杖が取れると思うか?」それを言われたなっちゅんは「取らなければならない。」と言い、一歩ずつ近づくも、杖を奪い取れる自信が湧いてこない。なっちゅんは杖を手に入れる事が出来るのか。 第32話 なっちゅんがファ

          100回目のダイヤモンド⑥

          100回目のダイヤモンド⑤

          第21話 この女盗賊、通り名を「N」と言う。正体はまだだれも知らない。Nは博物館で、最大の関門「レーザーの廊下」に着いた。ここを通るためには1日に一回だけ現れるレーザーの当たらない所を一瞬で通る必要があった。流石のNも1人では、これを切り抜けることはできない。そう、Nには機械にすごく強い仲間がおり、その仲間は「Y」と言い、NはYのGOサインを待っている。 第22話 Nは何か心に引っかかっていた。時は遡り、ここはNとYの秘密基地。Yはダイヤを盗むための計画を立てNに報告した。

          100回目のダイヤモンド⑤

          100回目のダイヤモンド④

          第16話 マルコのプロポーズを目の間で祝福した2人は、ホテルに戻り、美しい夜景を見ながら、2人が出会った日や付き合った日の事を語り合った。出会いは3年前、、。互いの友人に誘われ、同じ店の隣のテーブルでサシ飲みをしている2人。カツゴリは呆れ顔で友達が大声で泣いているのを慰めている。一方くるみのテーブルはと言うと、くるみも呆れ顔で友達を慰めていた。一緒のタイミングで「はー。」とため息をつくも、2人の声は泣き声にかき消された。 第17話 この酒場でこの2人はまだ泣いている。くるみ

          100回目のダイヤモンド④

          100回目のダイヤモンド③

          第11話 仲直りした2人は、旅行に行く計画を立てる。「外国に行きたい!!」と言うくるみ。カツゴリは「いいよ」と一言。 そして場所は変わってここはイタリア。1人の男が決意を固めて家を後にする。 第12話 カツゴリとくるみは、イタリアに訪れた。トレビの泉、ピサの斜塔などいろんな観光地を周り、お腹の空いた2人はあるレストランへ。注文を終えると、「カツゴリはトイレに行く」と言い、席を立つ。洗面所で手を洗っていると、後ろから男に声をかけられる。大きな鏡越しに映った男は高そうなスーツを

          100回目のダイヤモンド③

          バーテンダーめめ長編続き⑤

          あの事件から7年、ミズチは釈放された。ミズチが刑務所の門から、一歩踏み出すと、目の前には、奥さんと12歳になったルナ、そして15歳になったアキがいた。アキは、背が高くなり、母親の身長を越し、しっかりとした好青年になっていた。はじめに口を開いたのは、アキだった。「父さん、、おかえり、、。ねー、父さん!!俺たちこれからどれだけ質素で辛くても、新しく生まれ変わったこの家族で、幸せに暮らしていこう!!」それを聞いたミズチは、嬉しさのあまり涙し、その場に膝から崩れ落ちた。それを見た3人

          バーテンダーめめ長編続き⑤

          バーテンダーめめ長編続き④

          アキの涙に、両者とも銃を下ろした。その後、アキが話し始める。「この犯人の人たちは悪くないです!!全部お父さんが悪いんです!!」とSATに向かって言った。するとミズチがアキの近くに行き話し始めた。「私は、このビルの地下で、運営に必要で足りない電力や資金などを、この方々を奴隷の様に扱い、まかなっていた。この方々に非はありません。本当に申し訳ありませんでした。」それを聞くと、灰音は、「取り押さえろ」と隊員たちに命令した。UGとミズチの身柄を拘束し、出入り口まで行くと、報道陣が集まっ

          バーテンダーめめ長編続き④

          100回目のダイヤモンド②

          第6話 くるみはバナナが好きだ。しかもフィリピン産以外のバナナは食べないという生粋のバナナ好き。この日カツゴリはミスを犯した。カツゴリが買ってきたのはタイ産だった。 第7話 くるみがブチ切れる。カツゴリが買ってきたバナナがタイ産だったからだ。これでくるみの堪忍袋の尾が切れた。くるみはカツゴリに向かって、聞き取れないぐらいの速さで、今までのうっぷんを全てぶつけた。カツゴリはその場に崩れ落ちた。 第8話 くるみは仕方なくタイ産バナナを我慢して食べる。怒っているため、どうでも良

          100回目のダイヤモンド②

          100回目のダイヤモンド

          第1話 (あらすじ) ここに同棲しているカップルがいる。この男、簡単にいえば全てがゴリラ、名をカツゴリという。この女、容姿端麗だが1つだけ弱点がある。名をくるみという。この物語は2人が、幸せの正体を探す物語。 第2話  カツゴリは仕事に行くため靴を履いている。くるみはソファに寝転びアイスを食べ、カツゴリに「帰りにいつものバナナを買ってきて」と気を抜けた声でお願いをする。カツゴリは「はーい」と返事をして扉を開ける 第3話 残業を終わらせ帰ろうとすると、カツゴリは先輩に飲みに

          100回目のダイヤモンド

          バーテンダーめめ長編 続き③

          そこに立っていたのは、アキだった。アキはその後も、父親に向かって話し出す。「まだ僕が5歳だった時に、お父さんの会社について行ったら、怖い顔したお兄さんとそんな話してた!!その頃からお父さんは変わっちゃった。お母さん、家事だったり、お婆ちゃんの看病も頑張ってるのに、お父さんは、そんなことも知らないで、お母さんを怒鳴って、殴ったり蹴ったりして、お母さんいつも隠れて泣いてるよ?もうやめてよ、、。」そう言われたミズチは、自分が間違っている事に、今やっと気がづいた。ミズチは、UGのリー

          バーテンダーめめ長編 続き③