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終わりなき解毒の旅。大気汚染と糖尿病が凄まじい・・・



今日のタイトルを映画っぽくしてみました。
でも、私たちが住む世界って映画よりもスリリングかも。


人間は生きている限り、自然に解毒しています。
なのにデトックス(解毒)必要って
どういうことかって?


ちょっとマニアックになってしまいますが。


それは・・・
各器官の役割と解毒機能を知ると同時に
世界の健康被害の現状を把握すると
分かってもらえると思いますので
カンタンに!


【各器官の役割と解毒機能】
■血管・血液
酸素と栄養の供給、老廃物の回収と排出
赤血球の増加、血管の弾力性UP

■大腸
食べかすの排出、宿便の除去、乳酸菌の増加

■肝臓
解毒、老廃物の中和、血液の保存
栄養素の合成、胆汁の産生、ホルモンの分解
有害物質の除去、代謝機能の回復

■腎臓
血液中の毒素のろ過、細菌感染の抑制、老廃物の除去

■肺
CO2の排出、異物の浄化、粘液の分泌促進

■リンパ系
免疫細胞の産生、細胞組織の維持、
リンパ系の浄化、免疫細胞の活性化


というように
各器官が老廃物の除去のために
日々奮闘してくれているわけなんです。


食事や生活習慣に気を付けている私でも
毒素は溜まります。

現代社会に生きているから
仕方ないのです。

【世界の健康被害の現状】

大気汚染で無くなる人は世界で700万人を超えている❢
糖尿病患者は4億6300万人❢

■大気汚染について
世界保健機関(WHO)の発表より
微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染が世界的に拡大を続けており、
肺がんや呼吸器疾患などで年間約700万人が死亡しているとみられると発表した。
世界人口の約90%が汚染された大気の下で暮らし、健康被害のリスクがあると指摘。
WHOのテドロス事務局長は
「早急に対策を取らないと世界の持続的な成長は困難になる」と警告した。

特に汚染が深刻なのはアジア・アフリカを中心にした低・中所得国で、
大気汚染による死者の90%以上を占めるとした。
一方、欧州や北米、日本などの高所得国では汚染度は低いとした。
WHOは世界4300以上の都市などの観測結果を分析。
中東や南アジアではPM2.5やPM10がWHO基準の5倍を超えた国が目立った。
アフリカや東南アジアの低・中所得国の汚染度も高かった。
また30億人以上が質の良くない燃料の使用により屋内で汚染にさらされており、
その大半が女性や子供だと指摘した。


■糖尿病について
 国際糖尿病連合(IDF)の発表。
「IDF 糖尿病アトラス 第9版」によると、
世界の糖尿病人口は爆発的に増え続けており、
2019年現在で糖尿病有病者数は4億6,300万人に上り、
2017年から3,800万人増えた。
糖尿病有病者数は、有効な対策を施さないと、
2030年までに5億7,800万人に、
2045年までに7億人に増加すると予測している。
2019年の20〜79歳の成人の糖尿病有病率は9.3%で、
11人に1人が糖尿病と推定されている。65歳より上では5人に1人が糖尿病だ。
 
この結果を踏まえて、IDFではKey Messageとして以下の8点を強調しています。
① 成人の11人に1人が糖尿病である(4億2,500万人)。
② 成人の糖尿病患者のうち、2人に1人(49.9%)が糖尿病の診断を受けておらず未受診。
③ 糖尿病関連の医療費は、世界の医療費の12%を占める(7,270億ドル)。
④ 新生児の6人に1人が妊娠中の高血糖の影響を受ける。
⑤ 糖尿病人口の4分の3は、低・中所得の国に集中している。
⑥ 世界の小児・思春期1型糖尿病の患者数は、100万人以上に達する。
⑦ 糖尿病人口の3分の2は、都市部で生活している(2億7,900万人)。
⑧ 糖尿病人口の7割以上が20~64歳の生産年齢(働き盛り)(3億2,700万人)。

というように
デトックスはこれからますます必須です。

息をするだけで
人間の解毒作用が追い付かないほどの毒素を
体内に取り込んでしまっている
という悲しい現状から
目をそらすことが出来なくなっています。

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