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赴任する前にやっておくべきこと #1

私が初めて海外駐在をしたのは2005年、今から17年も前のことになります。その後、何度か別の場所に駐在することになりますが、その度に「これはやっておけば良かったな、と思い起こすことが多々あります。

語学の勉強

駐在したばかりの頃は全く新しい環境に飛び込むことになり、右も左も分からない状態ということが多いと思います。新しい上司や同僚、異なる仕事の進め方に四苦八苦し、駐在員としての責任を果たすために夜遅くまで働くことも。そんな中で新しい言語を学ぶ時間を確保するのは非常に難しいです。また、導入期に現地の言葉を喋れない状態に慣れてしまうと、例えば社内公用語が英語だったりした場合は英語でのコミュニケーションに慣れてしまい、後から拙い現地語でのコミュニケーションに戻すのが難しくなります。

片言でも大丈夫です、現地の言葉で簡単なコミュニケーションだけでもできる状態にして到着することをお勧めします。現地に溶け込もうとしている姿勢・努力を見せることは大事ですし、現地スタッフからの見方も変わり信頼できる人ととらえてもらえます。英語よりも現地語の方が得意な方もたくさんいるはず、そのようか方たちと少しでも会話できる状態でスタートできると良いでしょう。 

英語名の選択

これは人にも会社にもよりますが、環境によっては英語名を持っていた方が覚えてもらいやすくなります。私の場合はいまだに苗字の@@さんと呼ばれるケースが多く、日本人駐在員に慣れている日系企業ではこれで問題ないケースがほとんどかと思います。今の会社は社長も上司も外国人でこれまでにない国際的な環境、正直なところ英語名を持っていた方が良かったかも、と思ったりしています。社内で長く付き合う環境でしたらしっかりと名前を憶えてもらえますが、外部の方に日本語の名前を一発で覚えてもらうのは難しいです。

こちらも最初が肝心で、最初は照れもあるかもしれませんが、自己紹介の時にニックネームとして英語名を紹介できると、自分にとっても馴染んでくるものだと思います。シンガポールでは中華系の方もほとんど英語名を使っています。折角なので自分のお気に入りの英語名を用意していくと良いのでは、と思います。

*海外駐在・海外生活についてのアドバイザーとして活動をしており、一般的に駐在員と成功する秘訣、生活面で楽しく過ごすための考え方をアドバイスしております。7月までお試し期間として無料でご相談に乗らせて頂いておりますので、Twitterの@Katsu_SingaporeまでDMしてください。 

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