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私たちは価値観という縁または円で出来ている。

「やりたいことが見つからない」

そんな悩みを聞いたときに、見つけるための解として以下の3つが調べたりすると出てくる。
(別に無理にやりたいことは見つける必要もないのだが。)

①本を読む
②人に会う
③旅に出る

出典:人生を面白くする 本物の教養より

この3つの解答を見たときに共通して言えるのは「価値観」をもっと広げようってことだと思う。

私達は人それぞれ生きてきた環境で価値観を形成してきた。

・「いただきます!」って言ってから食事をするのも
・家に上がる前に靴を脱ぐのも
・敬語を使って相手を敬うのも

どれもその世界線が常識だと受け止められる中で生きてきた。

そんな常識の中でも人それぞれ自我があるので、常識というルールの中でも価値観という趣味嗜好は人によって異なる。それが俗にいう個性だと思う。

その個性を表しているのが円の色だ。

みんながみんな同じ進路先を選ばないように、
人間の構成成分の60%が水で出来ているように、
私という人間達は価値観によって出来ている。

ここで何が言いたいのかという、もし「やりたいこと」と言われるモヤモヤをせず、内発的な動機による進路(未来に対策する選択肢)が思いつかないのであれば、それは歩んできた道の中で出会えなかった可能性がある。

円の大きさは価値観の範囲だ。
つまり、知っていることの総量が多いと人生の選択肢が広がる。

上記3つの中で、私自身がやりたいことを見つかったきっかけは「人」だった。

上記のやりたいことを見つける3つの選択肢はあくまで「価値観の伝え方」であって、旅と本に関しては、悩みのレイヤーに合わせて翻訳はしてくれない。

なるほど、今お主はこういう悩みを抱えているのか。ならばこう伝えるとモヤモヤが晴れやすいじゃろう、みたいなことは絶対には本と旅では起こらない。

しかし、人はリアルタイムに考えることができる生物なので、悩みのレイヤーに合わせて解決に導くアドバイスや翻訳をしてくれる。

なので、モヤモヤが晴れる確率は本や旅よりかは確率は上がると考えている。

価値観の輪を広げようとし続けていると、悩みのレベルに応じて、出会うべくして出会う人っていうのは本当に存在する。

それが日本的な言葉で言うと「ご縁」だと思う。

やりたいことをやっている人はみんなキラキラしていてカッコよく見える。

なぜ、そんなにやりたいことをやろうと自分を信じ続けて、行動できるようになったのか聞いてみたりすると共通して会うべきタイミングで出会っているキーマンのような人の存在がいるケースが多いようだ。

そして、やりたいことを見つけている人はみんな素直で、心のコンパスのまま船を出していて、移動距離が多い傾向にある。

ふと、そういうやりたいことを探し続ける旅は見つからず、長引いたりすると自分の決断が不安になったりする。

このまま旅を続けて良いのだろうか。
一緒に船を出したあいつは先に島に辿り着いて楽しそうにやっている。
船を出さずに地元で家業を継いでいた方が良かったんじゃないか。

私も、やりたいことを見つけたいという希望とは裏腹に、挑戦したけれど見つからなかったらどうしようって不安な気持ちになるのはとても共感できる。

でも、逆説的に考えれば、その歩んできた軌跡は当の本人にしか語ることが出来ない素晴らしい色をした円になると思う。

それは誰にも再現の出来ない、しかしこれから同じような悩みを抱える人相談に乗ったり支えになったりすることができる。

そうやって私達日常は、価値観という円と、助けあいの縁で出来ている。

ROOM!!!

あ、これはオペオペの実のサークルやったわ・・・・・。

サポートはいらないです!!多分、僕より良い記事を書いたり、挑戦している人は他にもいっぱいいるので!