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暮らしのルーティン。

先日、「僕らのいい服、いい道具。」というテーマで開催したポップアップイベント、お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。10YC、sheepという素敵なブランドと一緒に、初のイベントを開催できたこと、本当にラッキーでした。

会いたかった人と会えたし、気づけなかったことに気づけた、得難い時間だったなぁ。特にトークイベントで交わした言葉は、まだ僕の頭の中でぐるぐる回っていて、何か新しいものを生み出してくれそうな予感がある。この辺りは時間をとって、noteにでも書きたいと思います。とにかく、参加いただいた方、本当にありがとうございました!

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そして今。ちょっとここ数年記憶にないぐらいバタバタしているわけです。各務原への引っ越しが12/9。一週間を切っているのに、まだ段ボールひとつとて完了していないわけです。新居の設計も詰めたいし、会社の本社移転の手続きもやらなきゃだし、そうだ原稿の締め切りもまんさいだ! そうそう「左ききの手帳2020」クラウドファンディングの終了もあと5日なので、みなさまよろしくお願いいたします!!

……そんな感じで、ザ・師走を満喫しているわけなのですが、こんなタイミングだからこそ気づくことも多くて、そのひとつを備忘録的にnoteしておきます。

それは、暮らしのルーティンが変わるんだ、ってことについて。

僕が住んでいる名古屋の中心部からほど近い場所から、引っ越し先の各務原市まで、高速道路で1時間足らず。大した距離じゃありません。だから、いわゆる移住、というほど大袈裟なものじゃないよね、なんて思っていたんですが、引越しをはじめると、そんなに小さなことでもないぞ、なんて感じるわけで。

住む家が変わる。仕事場が変わる。子どもの保育園が変わる。という居場所の変化は、生活を根こそぎ変えるほどのインパクトがあります。でもその次に、行きつけのお店が変わるのは、暮らしのルーティンが変わることなんだと思ったわけです。

髪が伸びた → A美容院
歯のメンテ → B歯科医院
鼻風邪 → C耳鼻科
本格風邪 → D内科
お昼 → E喫茶店、Fうどん夜、Gマーケット
etc…..

といった感じで、繰り返し生まれる課題や欲求に対して、今はお決まりのお店があります。考える必要もなく、ほとんど反射的に決めるルーティンのお店がある。それって、普段気にも留めないけど、実は暮らしからストレスを減らしてくれるすごく大事な存在だったと気づくわけです。

これからは、ひとつ一つ検索して、口コミを見て、実際に訪問して検証しなくちゃいけない。もちろん楽しさはある。新しいお店を見つけた喜びもある。でも、それはエンタメであって、暮らしじゃない。やれやれ、なわけです。

でも同時に、地域密着で生き残るお店というのは、この暮らしのルーティンに組み込まれたお店なんじゃないか、なんて思うわけです。ここには特別な刺激はいらなくて。必要なのは、暮らしの圏内にあるという立地と、欲求に対してすぐに対応してくれる確固たるポジショニングではないかと。○○ = ▲▲店。この構図を作るのがめちゃくちゃ大事だなと。で、ここからが本当は面白くなる部分なのですが、すいません、もう少し頭の中を泳がせておくとします。

なんだか消化不良な感じはありますが、それだけ頭の中が忙しいのでこの辺で。玄関に積まれた段ボールがうらめしいぜ。


追伸:画像のみかんは本文とはまったく関係ありません(みかんおいしい)。

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