キャリアコンサルタントの認知度を上げたい
タイトルから振り抜きました。
実は、そこまで強く思っているわけではないのですが、もうちょっと社会的認知度が高くてもいいのに くらいには思っています。
きっかけはこちら。
Yahoo!の子供向けサイト。
たまたま眺めていたら、仕事に関するページがありました。
ものづくり、スポーツ、自然・・・様々なジャンルに関する「仕事」が紹介されていたのですが・・・・キャリアコンサルタントないやん!?
#テンション上がり過ぎて思わず関西弁出てしもた
まぁ、子供向けのサイトなので分かりやすい仕事や、人気の高い仕事を中心に作られているのだろうと理解はしているけれど、一方でこれがキャリアコンサルタントの現状だと感じる。
ちなみに、昨年3月時点でのキャリアコンサルタント(登録人数)は6万人弱。ただ、登録はしているけれど実際にキャリアコンサルタントとして活動している人数はこれよりはるかに少ないだろう。
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キャリアコンサルタントとは、独占名称の国家資格なので、資格試験に合格した人しか、この肩書を名乗ることはできません。しかし、あくまで独占名称であって、独占業務ではないところもポイントです。
要するに資格の有無に関わらず、キャリアに関する相談を受けて、アドバイスすることが出来ます。(親とか先輩とか、気軽に相談できますよね?)
あと、職業紹介(人材紹介)と混同されている方もちらほらいるみたいです。
キャリアコンサルタントは、相談者のお話をお伺いして、働き方や仕事選び、探し方などのアドバイスを行うのが仕事。人事や採用経験のあるコンサルタントの方は、選考のサポートなどをすることもあります。
しかし、直接的に企業に紹介する(企業から紹介料を受け取る)には、人材紹介事業の免許が必要なので、多くのキャリアコンサルタントの方は行っていません。
そういうちょっとややこしい部分があるお仕事、キャリアコンサルタント。
さらに突っ込んで言えば、一口にキャリアコンサルタントと言っても、守備範囲や得意範囲は人によって様々です。
例えば、新卒や若手のサポートが得意な方や、逆にシニアの方のサポートが得意な方、転職サポートが得意な方、長期離職者のサポートが得意な方、、、などなど、対象者のカテゴリによっての得意不得意もありますし、フリーで活躍されているコンサルタントもいれば、企業内で従業員向けのサポートを行っている方、教育機関の中(就職課など)で学生支援を行っている方など、活動範囲も様々です。
医師で言うならば、大学病院で勤務する脳外科医もいれば、町の小さな小児科の先生もいるし、獣医だっているような感じで、多岐にわたる細かな専門性や得意分野を持つコンサルタントが一応に「キャリアコンサルタント」で括られている感じです。
いずれにせよ、もっとキャリアコンサルタントという仕事の社会認知度が高まって、多くの人が気軽に「働く」について、相談が出来るようになればいいのに。
前述のとおり、キャリア相談は誰でも出来ることだけれど、多少なり専門知識を持っている人に話を聞いてみるというのも、悪くない選択だとおもうんだけどなー。
>>キャリアコンサルタントの皆様、いかがでしょうか?
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