無料の○○に奪われる
皆さん、無料って好きですか?
中にはタダでもいらない というアイテムやサービスなどもあるかもしれませんが、「タダなら貰っておくか」と安易に受け取ってしまっていませんか?
最近、携帯で漫画が無料で読めるアプリ(〇ガジン系とか、〇ンデー系とか、〇ャンプ系とか)に捕まっています。
これらのアプリの特徴としては、こんな感じ。
・途中まで無料で読める
・毎日"チケット"が無償で支給される(大抵1チケットで1話読める)
・動画広告などもを見ると、チケットやポイントが支給される
・課金すると続きが読める
もちろん、作品によりますがかなりたくさんの種類の漫画をほとんど無料で読むことが出来ます。収録されている作品も、20年以上前のものから、現在進行形で連載が続いているようなものまで、かなり豊富にあり「あ、学生時代にこの漫画読んでたなー」的な再会などがあったりして、ついついページをめくってしまいます。
しかも前述のとおり、基本的にはタダなので心理的なハードルもあってないようなものです。
しかし、途中まで読むとチケットが無いと読み進められなくなったり、課金しないと読めない(有料)ようになっていたりします。
するとどうなるか?
無料で読める他の漫画(ーー大抵は名前は知っているけれど読んだことがない作品)に手を伸ばします。
そして、気が付けば山のような”読みかけ"がブックマークにリストアップされています。
ほとんどの作品が1話ごとに区切られているので、1~2分くらいで読み終わります。そして、その後に30秒程度の動画広告を見て、また1話分を読む。
1つに作品に対して5分くらいですが、もし10作品を同時並行で読んでいれば1時間くらいを投下している計算になります。
1日1時間
→1週間で7時間
→1年間で365時間(≒15.2日)
これ、けっこうヤバい数字ですよね??
もちろん、積極的に読みたい作品を読んでいるならば、全然アリなのです。純粋な娯楽として、気分転換として、前向きに活用された時間ならば。
#私の教養の8割は漫画から仕入れた知識です
でも、なんとなく投下してしまっているならば、これは結構な時間的浪費です。
無料だから・・・と気軽に始めたものが、これだけのコストに膨らんでいるなんて、ちょっとゾッとする話です。
#と、ここまで書いてて震えてきました
無料と聞くと、コスト無し、リスク無しという印象を持ちますが、実は時間というもっとも貴重な資産を意図せず失ってしまっているかもしれません。
今日は、漫画アプリを一つの例として挙げてみましたが、NetflixやPrime Video、YouTubeなんかも同じと考えられます。
#面白から時間が空いたらつい・・・なんだけど
いやー、久しぶりにアプリの断捨離するかな。
ただ時間だけを浪費していると感じるアプリがあれば、削除してしまうのが一番です。後で再インストールすることになったとしても、一定時間は自分を守ることが出来ます。
あなた無意識に使っている無料○○、代わりに何か奪われていませんか?