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熱は伝わる

最近聞いた中で一番衝撃的だった言葉は「かべちょろ」です。
#ヤモリのこと
#方言
#言いたくなる


8月7日、我が県が誇るねぶた師北村麻子さんが情熱大陸で放送されました。
8月14日までTVerで見逃し配信しておりますので、まだの方はぜひご覧ください。
#絶対見て

北村さんの想いを聞ける場面があって、時折り声を震えさせながら話していたのが印象的でした。

ああ、こういう人が青森にいるって素敵だなと思いましたし、こういう人たちがこれからの青森を作っていくんだなと感じました。


とはいえ、青森はまだまだチャレンジに後ろ向きです。
地方特有と言いますか、人と違ったことをしている人に対してあまりよしとしない文化が根強いと思います。

かなり昔、おばあちゃんが生きてた頃
体力づくりに昼間ランニングをしていたら
おばあちゃんから「あんまり昼間外に出るな」と言われたことがありました。
理由を聞くと、僕がニートに見られるからだと

その時は大学4年生で、バイトも終えて県庁から内示を待ってた時で、とりわけやることもなく家にいたので体力が余ってしまい走るに至りました。

しかし、おばあちゃんからしたら孫がずっと家にいることが周りからは変に見られるのではないかと
まるで恥であるかのような言い方に僕はだいぶキレました。
#でも大好きです
#おばあちゃん子

人と違っていることをしている人を排除する文化というか雰囲気というか
地方に行けば行くほどあると思っていて
東京に出てきてわかったことが
人が少なすぎる故に気になるのかなと感じました。

東京にはたっくさんの人がいて
その中の1人の行動がなんか気になるなんてことはありません。
目の前の人がたまたま変質者であったとしても
ま、そういう人もいるよね
って流してしまいます。

その一方で町が小さければ小さいほど
その人が誰かわかるし、家庭の事情まで知ってたりします。
だから気になるし、何か言いたくなってしまうんだと思います。

“変な人”から“それ生業とする人”に変わるまでは、時間がかかるものです。
そこは根気強くやっていかなければならないことだなと思います。

懐まで入れば暖かい青森県
だからこそ懐に入るまではかなり冷たい青森県

でも確かにあそこで頑張ってる人がいることに間違いはありません。
そんな人たちと未来の青森を作っていけたらめちゃくちゃ楽しいだろうなと今からワクワクしています。

早く行きたければ、1人で行け
遠くに行きたければ、みんなで行け

1人だとできないかもしれないけど、みんなで熱を伝えていけたら
もっと面白いことが起こる気がしています。

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