自己紹介など (軽め)

書籍を出したり、講演したり、講師をしたりしてきたので、ネットに自分の情報は結構ある。が、そういうオフィシャルな情報発信のものはどうしても硬くて、取材相手の意図に沿った編集をされてしまう

なので、自分で発信するメディアがあったほうが良いよね、ということで公式情報で公開しているものに肉付けをしていきたい。

【経歴】
公式 「東京大学卒業後、マッキンゼーアンドカンパニー、米系メーカー等での経験を経て、2014年に(社)日本データサイエンス研究所(現JDSC)を創設、代表に就任。」

いわゆる大企業に雇用されていたものが公開情報。P&Gにファーストキャリアで入社した。当時はまだ日本では小さくて、好きなだけ色んなことができて素晴らしかった。入った理由は主に3つ。

・マーケティングの考え方の型を学べそうだと思った。洗剤や柔軟剤など、どう考えても製品性能なんて大した違いないでしょ、というものを、より巨大な営業組織をもつ花王やライオンと競争して勝つ必要があるので、マーケティングの能力が際立って必要になるビジネスと思った。

・リーダーシップの養成学校と呼ばれ、グローバルで強いリーダーを排出していた。Microsoft のスティーブバルマーとか、GE のジェフリーイメルトとか。新卒から育てて、グローバルでリーダーを輩出している企業がよいと思った。実際に、1年目からインドやフィリピンなど異文化背景のチームメンバーと働いて、コンフリクトを乗り越えてリーダーシップを発揮できる手法を学ぶことができて満足。

・グローバルでは大きくて国内では小さいというギャップ。早くから大きなビジネスで権限が持てそうだった。動かしているビジネスが大きいほど、新卒が短い時間で影響力行使できるようになるまでの速度が遅いのが普通の相関関係なので、ある種のアービトラージを狙った。

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当時は社歴が短かったため、国内のリーダーは少なかったが、今ではP&Gマフィアなどと呼ばれ国内で活躍するP&G卒業生も多く、嬉しいと思う。

では今新卒でも同じ選択をするか? ということなのだが、つい先日JDSCでインターンしている大学院生から「P&G受けるのでアドバイスください!」と言われ、「うーん 今ならP&G Japanには新卒で入らないかもー」と伝えた。このあたりはまた今度。

著書や講演についてはまた別エントリで書く予定。

【著書】
『機械脳の時代』(ダイヤモンド社)、『プログラミングは、ロボットから始めよう』(小学館)、『データサイエンティスト養成読本 ビジネス活用編』(技術評論社・共著)、『日本製造業の戦略』(ダイヤモンド社・共著)、編集協力に『日本の未来について話そう』(小学館)、『REIMAGINING JAPAN』(VIZMedia LLC)など。

【講演】
TEDxTokyo Salon "データサイエンスと教育の未来"、公正取引委員会『AIと企業間競争』など。

※ Noteで発信する内容は個人的なもので、所属する組織を代表するものではありません。

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