エコルシェの練習3
フランスの彫刻家ジャン=アントワーヌ・ウードン(Houdon, Jean-Antoine. 1741-1828)による史上最も有名なエコルシェ。
このエコルシェはウードンがローマ賞(アカデミーの主席)を受賞してローマに滞在していた時に作成された。モデルとなった像は当時シャルトリュー教会の依頼によって作成していた『洗礼者ヨハネ』(1766、ボルゲーゼギャラリー蔵)である。
ウードンは当時作成していた『ヨハネ像』を石膏像として複製し、そこから掘り込んでエコルシェを作成した。今回はこのエコルシェを練習用教材として8方向から描き起こした。ダウンロードした画像を模写をして筋のつながりを確認したり、解剖書を参考に筋線維を描き込んで筋の配置と見え方を学習していこう。
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