NHKマイルカップ、ケンタッキーダービー反省会

みなさんこんにちは!競馬予想をしていますかっちゃんです。さて今回はNHKマイルカップそしてちょこっとだけケンタッキーダービーの反省会をしていきます。

予想

ケンタッキーダービー

◎クラシックコーズウェイ…11着

◯エピセンター…2着

▲ゼンダン…3着

☆ホワイトアバリオ…16着

流石に繰り上がり出走のリッチストライクは狙えませんでした。やはり17番ゲートには魔物が潜んでるのかな…。

400mごとのラップタイムは21秒78-23秒58-24秒98-26秒62-25秒65特に前半400メートルで21秒台が記録されたのは初めて、ジャスティファイが制した18年の22秒24を大幅に更新する超早いラップ。これでは前の馬が必然的に不利になる事がわかります。これは着順にも現れて3角で先頭に立ったメッシエーは15着、好位の外を走ったサイバーナイフは18着、ハナを切ったサマーイズトゥモローは最下位20着に沈み、前に行ったクラウンプライドも13着と差し有利の馬場となりました。

NHKマイルカップ

◎セリフォス…4着

◯キングエルメス…6着 

▲アルーリングウェイ…9着

☆タイセイディバイン…10着

今回はごめんなさい🙏全くと言って良いほど来ませんでした。これは反省しがいがありますね(ポジティブ思考)

ラップタイム

画像1

今回のラップとしては前半と後半のタイム差が0.9秒とラップタイムに差はあるがほぼ一定型と言って良いでしょう。ペースに多少のアップダウンはあるが淡々と流れたため、無駄な力を消費しにくいと言えます。しかし、ペースが上がらないかわりに、下がることもないので余力を溜め込むタイミングがありません。そのため、上がりが特別速くなることはなく、一定のスピードを持続する能力、長くいい脚を使うことが必要とされます。

トラックバイアス

1〜3着

1着8枠18番ダノンスコーピオン(34.3秒)3,4コーナー通過順(7-6)
2着1枠1番マテンロウオリオン(33.5秒)3,4コーナー通過順(17-16)
3着5枠10番カワキタレプリー(33.8秒)3,4コーナー通過順(15-14)

人気馬で凡走

4着1番人気2枠4番セリフォス(34.6秒)3,4コーナー通過順(5-6)
5着2番人気6枠11番インダストリア(34.6秒)3,4コーナー通過順(10-8)

人気薄で好走

3着18番人気カワキタレプリー…さっき書いたので省略。

6着9番人気3枠5番キングエルメス(35.1秒)3,4コーナー通過順(3-3)

馬券内にからめている馬は大体7番手あたり中団よりは若干前寄りの馬が馬券に絡めておりやはりハイペースのなか先行したキングエルメス、トウシンマカオ、タイセイディバイン、オタルエバーらは先行勢あまり良い着順には結びつきませんでした。

全頭コメント

1着ダノンスコーピオン

共同通信杯での惨敗から東京適正はどうかな…とは思いましたがレース運びは完璧と言っていいでしょう。直線まで脚を溜めに貯めて最後300m辺りで鞭が入るとそこからの加速はかなりのものでした。これで世代トップの4勝目、やはり接戦となったなった時には確かな勝負根性を活かせそうです。

2着マテンロウオリオン

これは横山典弘騎手の作戦が功を奏しました。スタートで控えて道中は後方2番手からレースを進めて直線大外一気、しかしこれ完全に来てなかったら批判だったかも…。ただ今日は明らかに外が伸びる馬場でどの馬も内を避けて行った為、無理に前に取り憑かなくても良い様な気はしてきます。良くも悪くも9Rであの騎乗が出来た横山典弘騎手の読み通りと言った所か。

3着カワキタレプリー

馬券内と馬券外を交互に繰り返す花占いの様な戦績だが今回は菅原騎手良く乗ったなぁ〜と思いました。今回は腹を括って道中我慢して我慢して直線だけの競馬に徹したのがこの着順に繋がったかなと思います。ケンタッキーダービーの大波乱はここへのサインだと思ったのは私だけだろうか…。

4着セリフォス

休み明け初戦ながらしっかり動けているし上位に食い込めていることを考えるとやはり力は世代上位と見て良さそうです。今回は展開と馬場の悪い最内を通った事が全て。3,4コーナー辺りでタイセイディバインとダノンスコーピオンに外から塞がれて、そのせいで外に出せないから内に切り替えざるを得なかったと思います。

5着インダストリア

今回はやれるべき事は全てやったと思いました。やはりリオンディーズ産駒はG1が遠いですね…。しかしまだまだこの馬の能力はこんなものでは無いと思います。今回は明らかに展開が向かなかった。人気を裏切った形とはいえ、まだまだ3歳。
掲示板も確保できているし見限りは早計だと思います。

6着キングエルメス

道中3番手で結果は6着だったけどもタイムは33秒切ってるから弱くはない。よくよく考えたら骨折で休んでいたのに上位4頭とそこまで差がない競馬を見せました。あのまま馬群に飲まれるかと思ったら盛り返してきた。力はあると思います。

7着ジャングロ

今回はスタート出遅れ最後方からのレースになってしまったが東京1600m33.8で上がって、1.32.9でまとめました。今回のレース見てると控えれば安田記念もワンチャン狙えそうだけど、短距離に集中してほしいなぁという気持ちもあります。ベゴニア賞からの成長力が凄いです。もう9戦使ってるのに成長中って、相当タフだと思いました。

8着トウシンマカオ

今回は適距離外G1での真っ向勝負で流石に分が悪過ぎたと思います。しかし上がり35.7秒で1:33.1と途中までとはいえあそこまで粘れたなら、スプリント戦では大舞台でも通用するはず。次走からは軽視できません。

9着アルーリングウェイ

前走桜花賞叩いて出走しまさかのプラス6キロと輸送を考えてもやや太め残りに見えました。距離は微妙も早熟血統なら1発ありそうと見ています。母馬の戦績をを見ると小倉など小回り競馬場では好走出来そうです。

10着タイセイディバイン

今回は展開が厳しかった。最後の直線一瞬ダノンスコーピオンと併せ馬の様な形で上がって来れるかな…とは思いましたが年明け5戦目使い込みすぎて最後にお釣りがなかったのはやはり疲労があったんだと思います。今回は流石にどう乗っても厳しかったレースだと思いました。ただこのレース松若騎手は上手く乗ったと思います。ゆっくり休んで秋に期待です。

11着ソリタリオ

2走前のシンザン記念でのマテンロウオリオンとのクビ差からもっとやれるかと思ってたが力不足だった。個人的にはなぜあそこまでスタートから促して確保したポジションからあっさり引いたのか… 勝ち負けは置いておいても、この馬の持ち味を活かすなら、外に持ち出しての持久力勝負だっただけに今回はきつい展開となった。ただ父モーリスも晩成型で成長してきた。まだまだピークには達していないのかもしれません。

12着ダンテスヴュー

今回はマイル適正を確かめるために出走。ただ力負け感が否めません。明らかにマイルのスピードについていけてない様にも見え騎手のコメントからも追走が精一杯。皐月賞からの疲れも若干は影響したのかなと思いました。ただ重賞を取れる力はあるので期待したいです。

13着ステルナティーア

パドックを見ても少し細いな…と言う印象がありました。輸送なし左回りでも直線で手応えを失う様な走りだったので挽回は少し難しいと思います。一度休ませて立て直した方がいいとは思いますが時間が掛かると思います。

14着セイクリッド

この着順はかなり頑張ったかなと思いました。パドックでは菊沢騎手が跨がらず、馬場入りしてから騎乗し返し馬。それでもかなり危なく菊沢騎手は一度馬から降りたようです。ちょっと気性面は課題を残す様な感じ。G1でもこの走りができるなら自己条件は勝ち上がれると踏んでます。

15着プルパレイ

ドスローのヨーイドンならまだ良かったけど、ここまでペース流れてタイムも速くなればスタミナ的に少し厳しかったか。スローに落とす役目のジャングロが致命的な出遅れやらかした時点で万事休す。コメントをみると今日は折り合っていてやめたわけではないようです。今のところ一線級だとマイルは少し長いということ切れ味勝負は分が悪く、やはりスプリントなのかなぁ〜と思います。

16着オタルエバー

今回は逃げるつもりが内からトウシンマカオに来られて逃げられず、道中2~3番手の競馬。ハイペースに巻き込まれるような形になってしまった。前走ファルコンステークスで控える競馬覚えたが朝日杯と同じような負け方でした。馬体重増加とパドックはよく見えたのだが…。

17着ソネットフレーズ

レースを見ると4コーナー過ぎに横山Jが後ろを確認していたのでもう余力がないのかと感じましたし幸いに直線では無理していなかったのが良かったと思います。脚元に何もなければ良いのですが…どうでしょうか。最終追い切り後、右前脚をかばってか左前脚に疲れが見え隠れとコメントもありました。やはり脚元に若干の不安材料があるのは陣営としても怖い所。

18着フォラブリューテ

スタート完全にフライング気味のスタートですがこれはたまたま感が否めません。毎回何かしらトラブルがあって実力を出しきれないのが歯がゆいです。結果差し競馬だったので本来なら展開が向いていたはず個人的にはカワキタレブリーやマテンロウオリオンの位置にいたらどれぐらいやれたのか見たかった。もう少し気性面を直せば重賞でも活躍出来そうです。

次走以降期待馬(1〜3着は◎)

6着キングエルメス

今回は結局のところ先行馬受難のレースとなった。今年は1000m通過が58秒半ばから後半になって先行有利になると予想したけどジャングロのまさかの出遅れ、先行馬不利+内も伸びない馬場だった事が全てだと思いました。ここ2戦を見ると差しの競馬もできるのかも。

10着タイセイディバイン

直線で馬場の悪いところで追っていたのも枠順と脚質から仕方なかったと思いました。力を付けて秋以降に期待。

私が1〜3着馬以外で次走以降期待したいのはこの2頭かな。



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