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ワクチン接種が近づいてきた

去年の12月末に中国武漢で感染が確認されてから1年がたとうとしている。その中でかすかな希望が見えてきている。多くの国がワクチンを開発してきて来週には国家の人口分以上のワクチンをアメリカが用意できると報道されている。今この速さでワクチンが開発されることがなかったため、多くの疑問が残りながら露中ではワクチン接種を始めている。しかし一方で日本やアメリカ、集団免疫で予防したスウェーデンのワクチン対策やコロナ対策を比べるととても興味深いので今回は今の街の現状とワクチンについて紹介していきたいと思う。

まず感染の源とされている中国武漢では12月、多くの人が街に出ていてとてもにぎわっているのが印象的です。

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このように正常に生活している人が多いがコロナに警戒している人が多いため、多くの国民がマスクをつけています。武漢の人々が今思っているのは、自由より命を大事にしていることである。そしてワクチンを打ちたいと思っている人は半分くらいだと報道されている。打ちたくない人の理由として武漢のコロナ対策を信頼しているという声も上がっている。

次にロシアのモスクワは日本と同じでロックダウンを取ってこなかった国である。今の街は日本と似ていて観光客がいないことから人がまばらである。ロシアで注目したいのはワクチンの「スプートニクV」というワクチンである。これは臨床試験の一部をすっ飛ばして完成されて今国民に打ち始めている現状である。このワクチンは有効率95%であるという開発者からの発表により大量生産されて一回10ドル以下で海外に売ることを目標としている。調査によると44%に人がこのスプートニクVを打ちたくないと言っている。中国とロシアは考え方が似ていてこのワクチンを開発して世界に配ることで世界の覇権を握ろうと必死で取り組んでいることが言える。

一方で北欧スウェーデンは集団免疫で多くの人が免疫を獲得することでコロナを防ごうとしている。多くの人がマスクを着けずに今まで通りの暮らしをしている国といってもよい。

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このように人々が楽しくマスクをせずに暮らしている。そのためコロナでの死者が7000人である。日本で換算すると10万人亡くなっている感じである。これが正解かはわからない。そのため多くの人はワクチンを打つかどうかはまだわからないという人が多いと思われる結果となった。

アメリカではコロナの世界全体の死者の25%がアメリカである。その中でもニューヨークが一番コロナの影響を受けた地域である。ニューヨークでも全体に広がったわけではなく、低所得者であるヒスパニック系の人が多く感染したと思われている。このヒスパニック系の人々は英語が通じないため、コロナの情報が迅速に伝わらなかったと言われている。このように多くの地域でコロナの感染者が多く死者が多いため、ワクチンを打つという人が9月では50%だったが11月になると58%まで伸びている現状である。そのため多くの人がワクチンを信頼して打つという人がいる。

このように多くに国で3月4月のコロナの対応によって今の国の現状が上下に分かれている状況である。中国、スウェーデンでは1年前と変わらないような生活をしていて、ロシアと日本はロックダウンをせずに経済を少しずつ回していっていま回復している状況であり、アメリカはまだまだ感染者が増えており、今でもコロナの脅威が続いている状況である。この5ヵ国を比較すると、コロナ対策からワクチンの見方など学ぶべきことが多いと思われる。そのためワクチンを簡単に打って良いのか自分で考えてしっかり判断する必要があると言える。

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