新しいモノやサービスを、人々が違和感なく使えるように教育する手法とは?
みなさん、こんにちは。
「 ジュリー&ジュリア (字幕版) 」を観ました。
2009年の作品です。
Meryl Streep, Amy Adams, Stanley Tucciさんが出演されております。
◇◆新しいモノやサービスを、人々が違和感なく使えるように教育する手法とは?◆◇
50年も前に流行した料理本のレシピを2000年代前半に料理をブログに綴った女性が最終的に作家として成功するという物語です。
お手本とした料理家(主婦)の半生と自身がブログを起こしている姿と重ね合わせることでお互いの人生が交錯しているかのように仕上げた作品となっています。
もしかしたら、あと30年後になって漫画の「美味しんぼ」に出てきた料理を再現してブログとして描き起こしたらこのような結末もあるのかな〜〜?と想像しながら楽しめました。
ブログで一旗揚げるという視点は、私のようなブロガーにとって良いお手本です。
しかし、もの凄いフォロワーがついたということはそのブログの読者が一緒に参加しているかのように錯覚させる文章力が必要なのかも、、?と思えました。(わかっちゃいるけど、その域になかなか到達しないんですよね)
アメリカというのは面白いお国柄です。
昔観た映画「ユーガットメール」にしても、新しい技術(当時はパソコンのネットを介して見ず知らずの人と知り合うというのは、新技術であり最新のサービスでした)や、そこで生まれた新サービスをうまく活用した方法を映画というコンテンツにすぐに落とし込んで人々に認知させる手法(マーケティング)を確立していることです。
この何気無いコンテンツ(広告)によって、新技術、新サービスを一般の人々(市場)に知らしめる戦略は、アメリカ企業(アメリカ人)の素晴らしくもあり、恐ろしくもありしたたかな思考こそ、今後の日本企業(日本人)が早急に取り入れ、社会体制とする見本というか未来の姿なんじゃないかと思いました。
「新技術、新サービスを普通の人が違和感なく使えるように市場を教育する」という発想が、資本主義をより強化、発展させることがよくわかる事例です。
映画というと、娯楽や興奮させるエンターテイメントの面ばかりがイメージとして想起しやすいですが、したたかに計算されたマーケティングなんじゃないの?という視点で観るといろいろと妄想ゲームができます。
みなさんも、一度お試ししてください。
今日は、この辺りで終わりにしましょう。
◇◆商品の説明◆◇
1949年、パリでフランス料理の虜となったアメリカ女性ジュリア。彼女は名門ル・コルドン・ブルーで学ぶと、家庭で誰でも作れる524のレシピを本にまとめて出版する。本はベストセラーとなり、彼女はテレビの料理番組に出演するなど一躍人気者となった。それから50年後のニューヨーク。小説家になる夢に破れた29歳のOLジュリーは、人生を変えるためにある無謀な計画を立てる。それは、365日かけてジュリアが書いた524のレシピに挑戦し、その過程を毎日ブログに綴ることだった……。
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★★ (5.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★★★ (5.0)
*(注意)
哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。
では、またお逢いしましょう。
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