本気になって打ち込むことは、重要だ!!
◇◆本気になって打ち込むことは、重要だ!!◆◇
みなさん、こんにちは。
以前、高木酒造さんという酒造メーカーを紹介された映像を観てモノづくりにかける情熱に感銘を受けました。そのとき書いたブログが(産みの苦しみを知る者だけが得る境地がある)なんですが、今回ご紹介する萬乗醸造さんも高木酒造さんとは違った刺激を受けました。
高木酒造の高木さん、萬乗醸造さんの久野さん共に先祖代々の酒屋さんだったのですがお二人に共通しているのが、若い頃は酒蔵を継ぐという発想がなかったのです。今回の久野さんは、モデルさんを目指していたのです。
それでも、家業の(酒蔵の)杜氏が高齢で引退しなければならなくなってしまい、事業の存続の危機になったことをきっかけに家業を継がれたという点は共通していました。
私のように親もサラリーマンだったから、その跡を継ぐ必要が全くない者からすれば「なんて勿体無い」と思うようなことでも、当人たちからすれば精神的な自由を感じられなかったのかもしれません。
そこで、久野さんは営業に力を入れるのです。
しかし、自分が販売するお酒を自分自身がよく知らなかった。だからもっともっと知るために酒造りの現場に身を置くことにした。と久野さんは語られていました。
そこで友人を杜氏にして一緒に酒造りをされます。
初めて出来たお酒は、「手前味噌ですが、それなりに美味しかった」と語られる姿に正直な人柄を感じました。
自分なりに手応えのあるお酒を持って、地酒を扱う専門店さん(長谷川酒店)にアポなしで売り込みをされたそうです。そのとき、対応された長谷川さんもアポなしを怒ったそうですが、久野さんのやる気を見込んで同業者である別の造り酒屋さんを紹介されたそうです。
その同業者さんが、
「お前、どういう酒造りたいの?」
「お前、どうして酒造っているの?」
という言葉を投げかけられ苦悩されたそうです。
そこで、思い切って(半ば焼け気味)でワインの王様(一本70万円投資)「ロマネコンティ」を試飲することを決断されたのです。(高いからには訳があるという発想で)
そのときに
「なんて上品、なんて優しい、なんか懐かしい」というテイスティングの知識以前に感情が迸ったそうです。
上品、優しい、懐かしいを自分たちが目指すお酒のコンセプトとすることに決意され、その味を追い求めて日々精進できるようになったそうです。
私たちも仕事をしていますが、私たちも(仕事上での)道に迷った時などには、上記の問いかけは必ず参考になるはずです。
例えば、
「お前、どうしてその〇〇(職種など)してるの?」
「お前、どういう〇〇(サービスなど)したいの?」という問いかけを常に自分自身に行うことで、己が目指すべき道が見えてくるはずです。
業界は違っても、自分が何を目指しているのか?、どういうことをしたいのか?という仕事の基本を順を追って教えてくれるこのドキュメンタリー映像ほどわかりやすいコンテンツはありません。
もし、仕事で迷いがあるという方は一見の価値があります。
ご紹介するドキュメンタリー映像は、
「 3. 愛知県:醸し人九平次 」です。
高木酒造の高木さん、萬乗醸造の久野さんを見て、本気になって仕事に打ち込むことの重要性が伝わります。
私も高木さんや、久野さんに負けないよう精進します。
では、またお逢いしましょう。
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