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HEY!Darling EP

本日発売!CDを手にとってくれたかた、どんな形でも聴いてくれたかた、どうもありがとうございます!どうだった〜?

年明けに4枚目のアルバムをリリースしてそれが落ち着いた頃に制作が始まったので、春、まさに自粛期間中になんとか形にしてました。外の世界に目を向けると変化の嵐で目まぐるしいけれど、なるべく人に会わず外出せずの生活のなか、とことん自分と向き合う時間にもなりました。

わたしはもともと、ひとりでどこへでも行って弾き語りライブをしたいと思うくらいには自由を好むほうなのだけど、同時に周りを気にしすぎるところもあって、人が集まれば集まるほど、人の数だけの思いや考えがあるほど、自分を押し殺してしまうところがあります。たとえば、誰かからわたしに対する希望や期待があるとすれば、じゃあそれに応えなきゃ、だからこうしなきゃ、でもああしなきゃ、、、っていうふうに。そうしているうちに自分のなかにある本当の声がどんどんどんどん小さくなっていってしまう。限界が来て泣き出すまで、自分の気持ちに気付けないほど。だからある意味この自粛期間中に、本当の自分を取り戻すためにそして本来の自分を深く知るために過ごせている気がします。ああそっか、きっと、自分ではない誰かの期待に応えたところで、それって結局、その人が思い描く理想像になっていくだけで、本当の自分じゃない。だからといって、孤独になるとか、自分を押し通すとか、そういうことではなくて、どこで誰と何をしていても、世界中で何が起ころうと、揺るがない自分が心に根ざしている、そういう強さを持たなければ、と。誰かが完璧に添えた花ではなくて、自分の心の奥底から咲く花。生い立ちや社会的立場、そこでの人間関係、取り巻く環境がきっかけで、苦しくなったり逆に喜びを見つけたり、不幸にも幸福にも感じるわけだけど、結局自分を殺すのも生かすのも幸せにするのも愛するのも自分でしかなく。全部内側にある。それに気づいた途端、あれ?な〜んだ、わたしこんなに幸せじゃん!って。作品にそんな思いを込めましたっていうわけではないんだけど。ふふ。笑 でも、そう思える過程にできた曲たち、そんなあたらしい自分のあり方を示してくれたミニアルバムです。
いつでもどこでも気ままに聴いてくださいな〜


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