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「上手になりたい」刺激をくれた、学校とは違う出会い【「カタリバオンライン」利用者インタビュー vol.10 東京都在住N.Mさん(小4ママ)】

「親子向け利用説明会」の参加をきっかけに、カタリバオンラインの利用を始めた小学4年生のKくん。1週間のスケジュールに、カタリバオンラインを組み込むことで、ルーティンを崩さないよう工夫しているとのこと。普段の学校とはまた違った過ごし方について、お母さまにを伺いました。

リアルの居場所と組み合わせて、週2〜3回利用。

―普段、どのような形でカタリバオンラインを利用してくださっていますか?
うちは小4と中1の息子が2人いるのですが、主に利用しているのは次男Kです。わたしがパートで働く日が週3回あり、そのときはもともと放課後に利用していた学内の居場所に行っているので、カタリバオンラインを利用するペースとしては、平日は週2回程度。最近では、土日も始めてくださったと聞いて、参加したい時間があれば土日もアクセスするような形で利用しています。
中1の長男は、もともと学校に行っていなくて。日頃から通っているフリースペースが、一斉休校のいまも有難いことに開いているので、週2回通っています。そこは、心理士の資格を持つお母さんがご自宅を使って開いてくださっている場所なので、規模の大きいフリースクールとはまた違った形で、来ている子たちに柔軟に合せてくれる良さがあります。


―そうなのですね。カタリバオンラインは、どのようなきっかけで利用するようになりましたか。
最初は、息子2人と一緒に、「親子向け利用説明会」に参加しました。カタリバオンラインが居場所として選択肢の一つになればいいなと思ってはいたんですが、息子2人とも新しいことに積極的に飛びつくタイプではないので、まずは説明会に参加してみて、あとは本人に任せようと思って。
2人とも興味津々で聞いていたんですけれど、参加者に小学生や未就学の子が多い印象を受けたみたいで、長男は、先に始めた次男Kの様子を見つつも、まだ積極的に参加するに至っていないですね。次男Kも、最初から積極的に参加していたわけではなかったんですけれど、もともとコンピュータやインターネットへの関心が非常に強いので、3月の第2週から試しに利用をはじめて、少しずつ習慣になってきました。

大好きな趣味について、学校ではなかなか話せない。

―一斉休校を知ったときはどんな気持ちでしたか?
最初は、初めての出来事だったので驚きました。主人もわたしも、基本的に在宅勤務をするよう会社から言われたので、家族全員が自宅で過ごすとなると、普段の生活のリズムが大きく崩れることを不安に感じましたね。
兄弟ともに、それぞれ通う場所はあるので、曜日感覚が無くならないように、日曜始まりのスケジュールを毎週つくっています。Kのスケジュールにはカタリバオンラインの時間も含めて、なるべくルーティンを崩さないように心がけています。

―Kくんは普段どのように学校に通われていますか?
Kはコンピュータが大好きなインドア派。幼い頃から、おもちゃで遊ぶよりも、壊れた家電を触るのが大好きな「機械オタク」なんです。学校にはなんとか通っていますが、自分の本当に好きなことを話せる場面ってなかなか無いようですね。総合学習の時間にパワーポイントを使う課題で、自身のパソコンスキルを披露して、周りのお友達から「すごい!」と褒められたのは嬉しかったみたいですが、自分自身を表現するのが苦手なタイプなので、本当にやりたいことってなかなか発信できないみたいです。

「上手になりたい」刺激をくれた、画面越しのお友達。

―カタリバオンラインでの過ごし方はいかがですか。
初めて参加した朝のサークルタイムで、「動画編集をしている」と話す男の子がいたみたいなんです。K自身ももともと独学で取り組むほど動画編集が好きだったので、その発言に感化されたみたいで、その日も、夕方のサークルタイムでシェアできるように一生懸命編集していました。
いろいろな子と関わることでたくさんの刺激を受けているみたいで、この前もお友達の作品を見て「全然俺のレベル追いつかない!頑張らなきゃ!」と話してくれました。直接会ったことのないお友達でも、画面越しに本当に好きなことについてコミュニケーションできる場って貴重だなと思いました。

学校とは違う、自分で考えて行動する面白み。

―カタリバオンラインを利用してからの変化や気づきはありますか。
「自分で選んで行動できる楽しさ」があると思います。
学校では、大人数と一緒に、決められた時間割の中で過ごすのが当たり前ですけれど、少人数で繋がる心地よさと、自分で考えて行動する面白みを感じているみたいです。
我が家の場合、長男の不登校のこともあって、もともと学校以外の選択肢について調べたりすることもありましたが、今回、新型コロナウイルスの影響から、オンラインでの繋がりについて考える機会が広がりましたよね。学びの場に選択肢がたくさんあることってすごく重要なことだと思います。


―最後に、カタリバオンラインを検討されている親御さんにメッセージをお願いいたします。

何事もトライしてみなければ分からないですし、まずは「親子向け利用説明会」に参加することをおすすめします。常に見守ってくれる大人がいることも知って、オンラインで繋がることへの不安も特段ありませんでした。
画面越しのお子さん同士ももちろんですが、普段なかなか関わる機会のない大人とのコミュニケーションも、体験の一つになると思うんです。どこにどんな気づきがあるか分からないですからね。
勉強だけに限らず、カタリバオンラインのように、オンラインでコミュニケーションができる場に参加することは、子ども自身はもちろん、親自身も、ひととの繋がりにおける今後の可能性を考えるきっかけになると思います。

ー取材から数日後、お子さんの変化について、こんなエピソードを教えてくださいました。

「少し時間がかかりましたが、あの後、長男も少しずつカタリバオンラインへ参加させていただくようになりました!先日は「宿題消化学院」に緊張しながら参加し、ワークが相当はかどったようです。『プログラムにも参加したい!トークもしてみたい!』と話していました。
キャストの皆さんや、見守る大人のあったかい姿勢が、画面越しでも子供たちにちゃんと伝わってきているのだと思います。プログラムや、参加する子たちについて話したり、家族でのコミュニケーションのきっかけもいただいております。」

カタリバオンラインの活用方法はさまざま。普段の学校とはまた違ったコミュニティとして、これから学びを考えるきっかけになるかもしれません。

(執筆/カタリバオンラインプロボノ・安井美貴子)

●認定特定非営利活動法人カタリバについて
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

《団体概要》
設立   : 2001年11月1日
代表   : 代表理事 今村久美
本部所在地: 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
事業内容 : 高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急支援(西日本豪雨)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
公式HP: https://www.katariba.or.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/katariba
カタリバオンライン公式サイト


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