見出し画像

持ち込み第2回目終了して気づいた多くの方がやってしまいがちなエッセイ漫画の描き方

今回は6名の方の作品を拝見させていただきました。

そして今回はそのオンライン持ち込みの際に陥りがちなエッセイ漫画の描き方がいくつかありましたので、そのひとつを紹介したいと思います。

その名も『ダイジェストになってしまってる〜!!』問題です!

どういうことかと言いますと…


↓こちら私の著作なんですが例として使わせていただきます。
まず読んでみてください。


画像1

画像2

画像3


これを、↓こう描きがちなんです。


名称未設定のアートワーク 2


なんと1ページに収まった!!!!

違いはわかったでしょうか?
ぼんやり考えて」や「勢いで上京」の部分は、読者がその内容を文字や絵にして起こしてほしい一番読みたいポイントです。
その時の感情を丁寧に描くことが大事です。
逆に「ツイッターでやりとりしていた人から…」という部分は、一言もツイッターだのやり取りしてた友達だのという説明は描いていませんね。
それは絵をみればなんとなくそうだろうと感じてもらえるところだからです。


持ち込みの作品を拝見さえてもらえることは本当に私自身が勉強になっていて、今まで自分が描きながらだと見えなかった部分が「こういうことか!」と具体的に見えてくるので、描き手さんにどうやったらわかりやすく伝えることができるだろうか?と日々考えています。
勇気を出して持ち込んでくれた方々が、1つでも2つでも良いアドバイスや創作のヒントをもらえた!と帰ってくれることを願っています^^

隔月で持ち込み応募することが決まりましたので、良きタイミングで慌てずゆっくりご応募くださいね!
まだ応募者を全員拝見できることがないのですが何度も送ってきてくださってる方も優先して拝見させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?