これから投資を始めたい人へ
銀行にお金を預けるくらいなら投資にまわせと、世間のお金に詳しいヒト達は声を揃えて言う。
それはわかる、銀行の預金利息がたとえ複利だとしても0がいくつ付いてるか忘れるほど微かなモノで、油断してると手数料で持っていかれることが馬鹿々々しいことくらい。
かといって、投資にお金をまわすといっても「投資ってなんか怖い、失敗したら大損こくんでしょ?」みたいなイメージしかなくて、”なんか怖い”という鎖が首に巻き付いて身動きがとれなくなる。
”なんか怖い”はすなわち”知らない”であり、今まで自分の首に巻き付いているこの鎖を断ち切るべく、ちょっと勉強してみた。
情報を基にいろいろ考えた結果、やるならつみたてNISAかなという結論に至った。
以下、それに至った経緯。
つみたてNISAって何?
正直ここから調べている自分が恥ずかしい。
ただ、別に恥ずかしすぎても死んでしまうわけではないので、この文章を読んで同じく赤面しているそこのあなたに情報共有をすべく、軽く整理していく。
そもそもNISAとは、"N"IPPON "ISA(Individual Savings Account)"ということで、イギリスのISA制度という資金形成の制度を日本版にいじったものだそう(ISAって何?は自分でどーぞ)。
つまり少額の投資を非課税でできますよ、という制度の日本版。
で、NISAにも種類があって、
1. つみたてNISA:最大800万円まで非課税(20年間)
2. ジュニアNISA:0~19歳は80万円/年まで非課税でつみたてできる
3. (一般)NISA:最大600万円までの運用が非課税(5年間)
の3種類があるみたい。
個々の制度の詳細は今回省いて、つみたてNISAについて知識の深堀りを進めていくことにした。
待てぇい!iDecoはせんの?
NISAというワードに結構な頻度でくっついてくるのが、iDeco。
結論から言うと会社で拠出型年金的なものはやってるので、iDecoはやらない。
iDecoとは、60歳まで積み立てていける資金形成制度。
NISAと一番異なる点は、運用期間。
つみたてNISAは20年間までなのに対し、iDecoは60歳まで。
要するに、自分が50歳だとして、いまからつみたてNISAをやるなら70歳まで制度を利用できるけど、iDecoは10年間しか運用ができないということ。
お金の引き出しも、つみたてNISAはいつでも可で、iDecoは60歳まで不可。
iDecoの正しい情報はGoogle先生にきいてください。
つみたてNISAのメリット
投資といえば株、株といえばどこかの会社の株を安くなったタイミング(もしくは時価総額的に安いと感じたタイミング)で買って、高くなったら売り飛ばすイメージ。
だから、株を買った会社が潰れそうになると株の額がドーンと下がって大損こくから怖いというイメージ。
たしかに、まともに決算書も読めず経済もわからん素人が個別株に手を出すのはハイリスクであり資金額が少額であればリスクに合ったリターンは見込めない。
なので、リスクを分散しながら利益を取っていくスタイルなら安心して投資できそう。
そう、それがつみたてNISA(というか投資信託)。
つみたてNISAであれば非課税の恩恵を受けながら、購入する株を分散させてリスクを分散し、そして経済の成長に伴い少しずつ利益を得ていくことができる。
ただし、制度上長期運用向けであり、短期で大きな儲けが欲しいヒトには向いてない。
で、このつみたてNISAには選べる投資信託の銘柄がてんこ盛りある。
個々人の気の向くままに選べば別にいいのだけど、膨大な選択肢はむしろ決断への大きな足枷となる。
あ、ここでいう投資信託の銘柄は、さすが国がやってるだけあって金融庁が設けた厳しい条件(選定基準は割愛)をクリアした猛者たちであり、えげつない地雷商品はほぼない(ただし投資に絶対はない)。
また、長期運用をすれば、一時的な経済の衰退を経験しても、長い目で見ればこれまでも経済は成長しており、不利益を被る可能性は低くなる。
ちなみに、1000円/月とかの小額から投資することが可能。
投資信託にかかる手数料(ランニングコスト)
他人に自分の資産を運用してもらう以上、ランニングコストがかかる。
投資を代わりにやってくれる人への信託報酬、銘柄を売ってる会社への販売手数料、あとは投資利益に対する税金20%
NISAは非課税。
どこの証券会社が得?
僕の場合は楽天証券にしようと思っている。
理由は楽天ポイントでも運用が可能で、楽天カードで決済したらポイントも付くから。
手数料関係も安いし。
これに関しては好みもあるので、自分なりに良く調べてから決めることをオススメする。
だいたいこの手の話に上がってくるのは、楽天証券・松井証券かな?
文字数が多くなってきたので、今回はここまで。
次回は選ぶ銘柄について僕の今の考えをまとめていくつもり。
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ではまた。