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私と暗記術

「単語ってどうやって覚えればいいですか?」

この質問をよく頂きます。私自身も暗記が苦手なので、いろんな方法を試してきました。本日は私なりの記憶術をご紹介します。
最初にお伝えしますが、暗記は積み重ねが必要であり、楽な道のりはありません。そのことをご理解いただいた上で読んでいただければと思います。


1. 毎日眺めること

1ページ、3分でもいいので毎日触れる機会を作りましょう。これが大事です。毎日触れることで時間をかけて定着することができます。1日1時間一気に取り組むよりも、毎日隙間時間でもいいのでコツコツ取り組むほうが効果的です。


2. 反復すること

私は大学受験時代、1単元が終わるごとにセルフでテストをしていました。その単元で全問正解するまで次の単元には移らないというルールを課していました。そのお陰で繰り返し出てくるものはパッと答えられるようになりました。社会人になっても英単語だけでなく、趣味のクイズの問題集でも同じことをしていますが、やっぱりしっかり定着します。


3. 自分で工夫すること

単語帳だと既に例文が載っていますが、ほとんどの人達があまり共感しない内容になっているかと思います。生徒達に強烈なインパクトを残すことで覚えてほしいと思っているので、レッスンの中では親しみやすい例文を作ることを心がけています。例えば、これは例文ではないのですが"passion(情熱)"を"passion continent(情熱大陸)"と学生時代は覚えていました。笑
単語帳の例文の下に、短くてもいいので例文を書いてみましょう。最初は時間がかかってしまうかもしれませんが、その単語の意味だけでなく使い方も覚えられるので一石二鳥です。


4. 図で覚えること

特に前置詞は図を書くと覚えやすいです。"between"と"among"は両方とも「〜の間」という意味ですが、使い方が異なります。

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このイラストはレッスンでも頻繁に使うのですが、違いに気付きましたか?正解は、betweenは2つ、amongは3つ以上の場合に使用します。こういう風にイラストを書くと分かりやすいですし、すぐに頭に入ります。特に子ども達には、分からない単語があれば辞書を引かせるよりも、"英単語 clipart"と検索して画像を見て知ってもらっています。clipartにしている理由は、写真だと時折過激なものがあるので、イラストで見てもらっています。単語帳に図を描き込むのもベストです!


5. 最終手段は選抜すること

これらを駆使しても、どうしても覚えられない単語ってあると思います。そういった単語は、暗記カードを使ったり、名刺サイズの紙に書いて名刺ファイルに入れて「選抜単語」として繰り返し覚えていました。選抜されることで印象が残るので、私は覚えられました。覚えられたらすぐに外しましょう。


英単語を例にお話ししましたが、これらは他の暗記ものにも通ずるところがあるかと思います。暗記は1日にして成らず、楽な方法はありませんが、これらの方法が身についてくると楽になっていきます。楽な方法を探すのではなく、まずは地道に取り組んで楽していきませんか?

Life is a never ending journey,

KSM

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